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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


15.5.9 コールアクティビティ情報ファイルに指定する内容

コールアクティビティ情報ファイルに指定するパラメタについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) child.bp.name

キーの説明

子案件のビジネスプロセス定義名を指定します。このキーは指定必須です。

指定値の説明

ビジネスプロセス定義名を指定します。

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

$変数(形式1)

$変数(形式2)

不可

注意事項

なし

(2) child.bp.version

キーの説明

ビジネスプロセスのバージョンを指定します。

指定を省略した場合,child.bp.nameで指定したビジネスプロセス定義の中で投入できる最新のバージョンが使用されます。

指定値の説明

子案件のビジネスプロセス定義のバージョンを整数で指定します。

null値(組み込み変数値またはプロセスデータ値がnull)を指定した場合

child.bp.nameで指定したビジネスプロセス定義の中で投入可能な最新のバージョンが使用されます。

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

$変数(形式1)

$変数(形式2)

不可

注意事項

なし

(3) child.pi.name

キーの説明

子案件の案件名を指定します。

指定を省略した場合,<親案件ID>_<yyyymmddHHMMss形式の時刻>になります。

指定値の説明

子案件の案件名を指定します。

マルチインスタンスのコールアクティビティでリスト型プロセスデータの1要素を参照する場合

末尾が"{@MIIndex}"のプロセスデータキー名をプロパティ値に指定してください。

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

$変数(形式1)

$変数(形式2)

不可

注意事項

なし

(4) child.pi.<$変数(形式1)>

キーの説明

子案件のプロセスデータ<$変数(形式1)>を登録する場合に指定します。

指定値の説明

プロセスデータに登録する値を指定します。

記載例
child.pi.$Sparam=aaa
プロセスデータキー名,組み込み変数を指定した場合

親案件の変数値で,子案件のプロセスデータを作成します。

記載例
child.pi.$Sparam=$Svalue
マルチインスタンスのコールアクティビティでリスト型プロセスデータの1要素を参照する場合

末尾が"{@MIIndex}"のプロセスデータキー名をプロパティ値に指定してください。

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

$変数(形式1)

$変数(形式2)

不可

注意事項

なし

(5) child.pi.<$変数(形式2)>

キーの説明

子案件のプロセスデータ<$変数(形式2)>を登録する場合に指定します。

指定値の説明

プロセスデータに登録する値を指定します。

親案件のリスト型プロセスデータ値で,子案件のプロセスデータを作成します。

記載例
child.pi.$Slist{}=$Svalue{}

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

不可

$変数(形式1)

不可

$変数(形式2)

注意事項

なし

(6) parent.pi.<$変数(形式1)>

キーの説明

親案件のプロセスデータ<$変数(形式1)>を登録する場合に指定します。

マルチインスタンスのコールアクティビティでリスト型プロセスデータの1要素を登録する場合

末尾が"{@MIIndex}"のプロセスデータキー名を,プロパティキーの<$変数(形式1)>の部分に指定してください。

指定値の説明

プロセスデータに登録する値を指定します。

記載例
parent.pi.$Sresult=success
プロセスデータキー名,組み込み変数を指定した場合

子案件の変数値で,親案件のプロセスデータを登録します。

記載例
parent.pi.$Sresult=$Svalue

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

$変数(形式1)

$変数(形式2)

不可

注意事項

なし

(7) parent.pi.<$変数(形式2)>

キーの説明

親案件のプロセスデータ<$変数(形式2)>を登録する場合に指定します。

指定値の説明

プロセスデータに登録する値を指定します。

子案件のリスト型プロセスデータ値で,親案件のプロセスデータを登録します。

記載例
parent.pi.$Sresult{}=$Slist{}

値の形式ごとの指定可否を次の表に示します。

形式

指定可否

組み込み変数

不可

$変数(形式1)

不可

$変数(形式2)

注意事項

なし