Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


15.2.5 共通設定ファイルに指定する内容

共通設定ファイルに指定する内容について説明します。

指定するパラメタの一覧(共通設定ファイル)

共通設定ファイルに指定するパラメタの一覧を示します。

表15‒2 指定するパラメタの一覧(共通設定ファイル)

項番

パラメタ名

カテゴリ

指定内容

1

BpmnLogFileDir

BPMN連携機能共通

ログ出力先ディレクトリ

2

BpmnDefinitionFileDir

REST API

BPMNビジネスプロセス定義ファイル格納先ディレクトリ

3

BpmnCallInformationFileDir

BPMN連携機能共通

アプリケーション呼び出し情報ファイルの格納先ディレクトリおよびコールアクティビティ情報ファイルの格納先ディレクトリ

4

AppCallServicePollingInterval

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスのポーリング間隔

5

RestServiceResponseMaxCount

REST API

デフォルト最大取得数

6

RestServiceUserDescription

REST API

デフォルトユーザ記述子

7

RestServiceTransactionTimeout

REST API

RESTサービスのAPIが呼び出される際のトランザクションタイムアウト値

8

RestServiceParamStatementCheck

REST API

REST APIのフィルター条件とソート条件に指定された内容に,キーワードが含まれるかチェックするかどうかの値

9

RestServiceParamPreventStatements

REST API

REST APIのフィルター条件とソート条件に指定された内容に,含まれているかチェックするキーワード

10

RestServiceMsgFileNum

REST API

RESTサービスメッセージファイルの面数

11

RestServiceTraceFileNum

REST API

RESTサービストレースファイルの面数

12

RestServiceMsgFileSize

REST API

RESTサービスメッセージファイルの出力サイズ

13

RestServiceTraceFileSize

REST API

RESTサービストレースファイルの出力サイズ

14

RestServiceMsgOutputThreashold

REST API

RESTサービスメッセージ出力レベル

15

RestServiceTraceOutputThreashold

REST API

RESTサービストレース出力レベル

16

RestServiceMsgTimeToDelete

REST API

RESTサービスメッセージファイルを削除するまでの日数

17

RestServiceTraceTimeToDelete

REST API

RESTサービストレースファイルを削除するまでの日数

18

AppCallServiceMsgFileNum

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルの面数

19

AppCallServiceTraceFileNum

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルの面数

20

AppCallServiceMsgFileSize

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルの出力サイズ

21

AppCallServiceTraceFileSize

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルの出力サイズ

22

AppCallServiceMsgOutputThreashold

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスメッセージ出力レベル

23

AppCallServiceTraceOutputThreashold

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービストレース出力レベル

24

AppCallServiceMsgTimeToDelete

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルを削除するまでの日数

25

AppCallServiceTraceTimeToDelete

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルを削除するまでの日数

26

AppCallServiceTransactionTimeout

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスのトランザクションタイムアウト値

27

AppCallServiceDebugRestBody

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスとRESTアプリケーション間で送受信するボディデータのトレースファイル出力の有無

28

AppCallServiceInitialInterval

アプリケーション呼び出しサービス

アプリケーション呼び出しサービスの初回ポーリング間隔

29

TerminateCompatMode

BPMN連携機能共通

強制終了イベントに遷移した際の動作について,CSCIWのバージョン03-10までとの互換性の有無

〈この項の構成〉

(1) BpmnLogFileDir

共通設定ファイルに指定するBpmnLogFileDirパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-

<Windowsの場合>

%CSCIW_HOME%\log

<UNIXの場合>

${CSCIW_HOME}/log

(凡例):

-:指定できる値の範囲に,制限はありません。

説明

次のログファイルの出力先ディレクトリを指定します。

  • RESTサービストレースファイル

  • RESTサービスメッセージファイル

  • アプリケーション呼び出しサービストレースファイル

  • アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイル

(2) BpmnDefinitionFileDir

共通設定ファイルに指定するBpmnDefinitionFileDirパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-

<Windowsの場合>

%CSCIW_HOME%\bpmn\bpmnxml

<UNIXの場合>

${CSCIW_HOME}/bpmn/bpmnxml

(凡例):

-:指定できる値の範囲に,制限はありません。

説明

BPMNビジネスプロセス定義ファイルを格納するディレクトリを指定します。

(3) BpmnCallInformationFileDir

共通設定ファイルに指定するBpmnCallInformationFileDirパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-

<Windowsの場合>

%CSCIW_HOME%\bpmn\callinfo

<UNIXの場合>

${CSCIW_HOME}/bpmn/callinfo

(凡例):

-:指定できる値の範囲に,制限はありません。

説明

アプリケーション呼び出しサービスが呼び出し処理を実行する際に読み込む「アプリケーション呼び出し情報ファイル」と,BPMN連携機能がコールアクティビティに関して処理する際に読み込む「コールアクティビティ情報ファイル」の格納先ディレクトリを指定します。

アプリケーション呼び出しサービスは,このパラメタで設定されたディレクトリ配下のmsgフォルダ,opeフォルダ,sigフォルダ,およびerrフォルダに格納された各アプリケーション呼び出し情報ファイルを読み込みます。また,BPMN連携機能は,設定されたディレクトリ配下のcallフォルダに格納されたコールアクティビティ情報ファイルを読み込みます。そのため,このパラメタで指定したディレクトリ直下に,次のフォルダがすべて存在している必要があります。

  • call

  • err

  • msg

  • ope

  • sig

(4) AppCallServicePollingInterval

共通設定ファイルに指定するAppCallServicePollingIntervalパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~86,400の整数

60

説明

アプリケーション呼び出しサービスのポーリング間隔を秒単位で指定します。

このパラメタで指定した秒数ごとに,アプリケーション呼び出しサービスのプロセスを実行します。

このパラメタに短い秒数を指定した場合,データベースの検索が頻繁に発生するため,60以上の値を指定することを推奨します。

(5) RestServiceResponseMaxCount

共通設定ファイルに指定するRestServiceResponseMaxCountパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~2,147,483,647の整数

100

説明

デフォルト最大取得数を指定します。

RESTサービスの一覧取得APIが呼び出される際に最大取得数が指定されていない場合,このパラメタで指定した値がデフォルト値として使用されます。

-1を指定した場合,すべてのデータを取得します。

(6) RestServiceUserDescription

共通設定ファイルに指定するRestServiceUserDescriptionパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~32バイトの文字列

csciwws

説明

デフォルトユーザ記述子を指定します。

RESTサービスのAPIが呼び出される際にユーザ記述子が指定されていない場合,このパラメタで指定した値がデフォルト値として使用されます。

(7) RestServiceTransactionTimeout

共通設定ファイルに指定するRestServiceTransactionTimeoutパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

0~2,147,483,647の整数

0

説明

RESTサービスのAPIが呼び出される際のトランザクションタイムアウト値を秒単位で指定します。

0を指定した場合,J2EEサーバの設定値(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルusrconf.propertiesejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOutの設定値)が指定されたと見なされます。

(8) RestServiceParamStatementCheck

共通設定ファイルに指定するRestServiceParamStatementCheckパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

trueまたはfalse

false

説明

REST APIのフィルター条件とソート条件に指定された内容に,「RestServiceParamPreventStatements」で指定したキーワードが含まれているか,チェックするかどうかを指定します。

trueを指定した場合,キーワードが含まれているかチェックします。フィルター条件またはソート条件にキーワードが含まれていると,エラーになります。

falseを指定した場合,キーワードのチェックはしません。

共通設定ファイルの初期値には,trueが設定されています。

(9) RestServiceParamPreventStatements

共通設定ファイルに指定するRestServiceParamPreventStatementsパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

半角英数字,アンダースコア,およびコンマ

空文字

説明

RestServiceParamStatementCheck」にtrueが指定されている場合,フィルター条件とソート条件に指定された内容に含まれているかチェックするキーワードを指定します。

キーワードを複数指定する場合はコンマ区切りで指定してください。大文字と小文字は区別しません。

共通設定ファイルの初期値には,SELECTが設定されています。

(10) RestServiceMsgFileNum

共通設定ファイルに指定するRestServiceMsgFileNumパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~16の整数

2

説明

RESTサービスメッセージファイルの面数を指定します。

ラップアラウンドモードの場合,出力面数を指定してください。シフトモードの場合,バックアップ面数を指定してください。

(11) RestServiceTraceFileNum

共通設定ファイルに指定するRestServiceTraceFileNumパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~16の整数

4

説明

RESTサービストレースファイルの面数を指定します。

ラップアラウンドモードの場合,出力面数を指定してください。シフトモードの場合,バックアップ面数を指定してください。

(12) RestServiceMsgFileSize

共通設定ファイルに指定するRestServiceMsgFileSizeパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

100,000~2,147,483,647の整数

2097152

説明

RESTサービスメッセージファイルの出力サイズをバイト単位で指定します。

(13) RestServiceTraceFileSize

共通設定ファイルに指定するRestServiceTraceFileSizeパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

100,000~2,147,483,647の整数

16777216

説明

RESTサービストレースファイルの出力サイズをバイト単位で指定します。

(14) RestServiceMsgOutputThreashold

共通設定ファイルに指定するRestServiceMsgOutputThreasholdパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~1,000の整数

20

説明

RESTサービスメッセージ出力レベルを指定します。

0以上の値を指定すると,指定した値以下のレベルのRESTサービスメッセージが出力されます。

-1を指定した場合,RESTサービスメッセージは出力されません。

(15) RestServiceTraceOutputThreashold

共通設定ファイルに指定するRestServiceTraceOutputThreasholdパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~1,000の整数

20

説明

RESTサービストレース出力レベルを指定します。

0以上の値を指定すると,指定した値以下のレベルのRESTサービストレースが出力されます。

-1を指定した場合,RESTサービストレースは出力されません。

(16) RestServiceMsgTimeToDelete

共通設定ファイルに指定するRestServiceMsgTimeToDeleteパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~24,855の整数

-1

説明

RESTサービスメッセージファイルを削除するまでの日数を指定します。

このパラメタは,ローテーション種別がラップアラウンドモードの場合だけ有効です。

0を指定した場合,出力されたRESTサービスメッセージファイルはすぐに削除されます。

-1を指定した場合,日数が経過してもファイルは削除されません。

(17) RestServiceTraceTimeToDelete

共通設定ファイルに指定するRestServiceTraceTimeToDeleteパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~24,855の整数

-1

説明

RESTサービストレースファイルを削除するまでの日数を指定します。

このパラメタは,ローテーション種別がラップアラウンドモードの場合だけ有効です。

0を指定した場合,出力されたRESTサービストレースファイルはすぐに削除されます。

-1を指定した場合,日数が経過してもファイルは削除されません。

(18) AppCallServiceMsgFileNum

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceMsgFileNumパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~16の整数

2

説明

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルの面数を指定します。

ラップアラウンドモードの場合,出力面数を指定してください。シフトモードの場合,バックアップ面数を指定してください。

(19) AppCallServiceTraceFileNum

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceTraceFileNumパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

1~16の整数

4

説明

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルの面数を指定します。

ラップアラウンドモードの場合,出力面数を指定してください。シフトモードの場合,バックアップ面数を指定してください。

(20) AppCallServiceMsgFileSize

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceMsgFileSizeパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

100,000~2,147,483,647の整数

2097152

説明

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルの出力サイズをバイト単位で指定します。

(21) AppCallServiceTraceFileSize

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceTraceFileSizeパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

100,000~2,147,483,647の整数

16777216

説明

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルの出力サイズをバイト単位で指定します。

(22) AppCallServiceMsgOutputThreashold

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceMsgOutputThreasholdパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~1,000の整数

20

説明

アプリケーション呼び出しサービスメッセージ出力レベルを指定します。

0以上の値を指定すると,指定した値以下のレベルのアプリケーション呼び出しサービスメッセージが出力されます。

-1を指定した場合,アプリケーション呼び出しサービスメッセージは出力されません。

(23) AppCallServiceTraceOutputThreashold

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceTraceOutputThreasholdパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~1,000の整数

20

説明

アプリケーション呼び出しサービストレース出力レベルを指定します。

0以上の値を指定すると,指定した値以下のレベルのアプリケーション呼び出しサービストレースが出力されます。

-1を指定した場合,アプリケーション呼び出しサービストレースは出力されません。

(24) AppCallServiceMsgTimeToDelete

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceMsgTimeToDeleteパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~24,855の整数

-1

説明

アプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルを削除するまでの日数を指定します。

このパラメタは,ローテーション種別がラップアラウンドモードの場合だけ有効です。

0を指定した場合,出力されたアプリケーション呼び出しサービスメッセージファイルはすぐに削除されます。

-1を指定した場合,日数が経過してもファイルは削除されません。

(25) AppCallServiceTraceTimeToDelete

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceTraceTimeToDeleteパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

-1~24,855の整数

-1

説明

アプリケーション呼び出しサービストレースファイルを削除するまでの日数を指定します。

このパラメタは,ローテーション種別がラップアラウンドモードの場合だけ有効です。

0を指定した場合,出力されたアプリケーション呼び出しサービストレースファイルはすぐに削除されます。

-1を指定した場合,日数が経過してもファイルは削除されません。

(26) AppCallServiceTransactionTimeout

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceTransactionTimeoutパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

0~2,147,483,647の整数

0

説明

アプリケーション呼び出しサービスのトランザクションタイムアウト値を秒単位で指定します。

0を指定した場合,J2EEサーバの設定値(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルusrconf.propertiesejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOutの設定値)が指定されたと見なされます。

1以上の値を指定した場合,トランザクションタイムアウト値(秒)が指定されたと見なされます。

(27) AppCallServiceDebugRestBody

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceDebugRestBodyパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

trueまたはfalse

false

説明

アプリケーション呼び出しサービスとRESTアプリケーションの間で送受信するボディデータ(リクエストボディとレスポンスボディ)の内容を,トレースファイルに出力するかどうかを指定します。

trueを指定した場合,ボディデータの内容をXML形式でトレースファイルに出力します。XSLTスタイルシートを使用してボディデータをスキーマ変換した場合は,変換前と変換後の両方の内容を出力します。なお,trueを指定すると,アプリケーション呼び出しのスループットが低下するおそれがあります。

falseを指定した場合,ボディデータの内容をトレースファイルに出力しません。

(28) AppCallServiceInitialInterval

共通設定ファイルに指定するAppCallServiceInitialIntervalパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

0~86,400の整数

0

説明

アプリケーション呼び出しサービスの開始後,最初のポーリングを行うまでの時間を秒単位で指定します。指定された秒数の経過後,アプリケーション呼び出しを定期的に実行します。

このパラメタは,アプリケーション呼び出しサービスの開始後,一定時間経過後にアプリケーション呼び出しを実行したい場合だけ指定してください。

(29) TerminateCompatMode

共通設定ファイルに指定するTerminateCompatModeパラメタについて,説明します。

ユーザ指定値

値の範囲

パラメタの指定の省略

指定を省略したときの仮定値

trueまたはfalse

true

説明

強制終了イベントに遷移した際の動作をCSCIWのバージョン03-10までと互換性を持たせるかどうかを指定します。

true(03-10までと同じ動作)を指定した場合,サブプロセス内およびイベントサブプロセス内の強制終了イベントに遷移した際に,案件自体を強制終了します。

falseを指定した場合,サブプロセス内およびイベントサブプロセス内の強制終了イベントに遷移した際に,サブプロセス内だけを強制終了します。