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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


10.6 バックアップおよびリストアする

BPMN連携機能に関するテーブルおよびファイルをバックアップおよびリストアします。

背景

障害などの不測の事態に備えて,BPMN連携機能に関するテーブルおよびファイルのバックアップを取得することを推奨します。

表10‒2 バックアップおよびリストアするテーブル

項番

テーブル名

説明

1

createtable_hirdb.sqlで作成したテーブル

7.2 ワーク管理データベースを作成する(HiRDBの場合)」で作成したワーク管理データベースです。

2

createtableex_hirdb.sqlで作成したテーブル

3

createtable_oracle.sqlで作成したテーブル

7.3 ワーク管理データベースを作成する(ORACLEの場合)」で作成したワーク管理データベースです。

4

createtableex_oracle.sqlで作成したテーブル

5

業務テーブル

ワーク管理データベースと同期を取って更新する業務データベースです。

表10‒3 バックアップおよびリストアするファイル

項番

ファイル名

説明

1

システム設定プロパティファイル

ライブラリおよびコマンドを実行するために必要な,ワーク管理データベースの情報や共通情報を管理します。

2

セットアッププロパティファイル

ライブラリおよびコマンドを実行するために必要な情報をシステムID単位で管理します。

3

コマンド用環境設定ファイル

コマンドを実行するために必要な環境変数をシステムID単位で管理します。

4

共通設定ファイル

BPMN連携機能全体を実行するために必要な共通情報を管理します。

5

アプリケーション呼び出し情報ファイル

アプリケーション呼び出しサービスが,ほかのアプリケーションを呼び出す際に使用する設定情報を管理します。

6

RESTアプリケーション呼び出し用ヘッダファイル

RESTアプリケーション呼び出しを行う際のリクエストのHTTPヘッダに指定する内容を設定します。

7

RESTアプリケーション呼び出しスキーマ変換用スタイルシート

リクエストまたはレスポンスのメッセージボディを,異なるXMLスキーマに変換する際に使用します。

8

BPMNビジネスプロセス定義ファイル

BPMNの形式でビジネスプロセスを定義します。

9

コールアクティビティ情報ファイル

コールアクティビティから子案件を投入する際に使用する情報を定義します。

10

uCosminexus Business Process Developer設定ファイル

BPMNビジネスプロセス定義ファイルの変換コマンド(ciwtransbpmn)の,ログに関する情報を管理します。

操作手順

  1. 対象のテーブルおよびファイルをバックアップする。

    バックアップの詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「7.6 バックアップとリストア」を参照してください。

  2. 対象のテーブルおよびファイルをリストアする。

    リストアの詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「7.6 バックアップとリストア」を参照してください。