6.1.5 XML形式のボディデータのスキーマ変換
アプリケーション呼び出しサービスのボディデータスキーマと異なるデータスキーマを持つRESTアプリケーションを呼び出したい場合は,各データスキーマにデータ構造変換のためのスタイルシートを指定する必要があります。
ボディデータのスキーマ変換の手順を次の図に示します。
- [説明]
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- ■開発時
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- 1. リクエストボディのデータのマッピング
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XSLTスタイルシートを作成するツールを使用して,入力スキーマおよび出力スキーマに次に示すボディデータスキーマを指定して,リクエストボディデータをマッピングします。
・入力スキーマ:CSCIWのリクエストのボディデータスキーマ
・出力スキーマ:RESTアプリケーションのリクエストのボディデータスキーマ
- 2. レスポンスボディのデータのマッピング
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XSLTスタイルシートを作成するツールを使用して,入力スキーマおよび出力スキーマに次に示すボディデータスキーマを指定して,レスポンスボディデータをマッピングします。
・入力スキーマ:RESTアプリケーションのレスポンスのボディデータスキーマ
・出力スキーマ:CSCIWのレスポンスのボディデータスキーマ
- 3. マッピング内容のスタイルシートの作成
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XSLTスタイルシートを作成するツールを使用して,マッピングした内容のスタイルシートを作成します。
- 4. アプリケーション呼び出しサービスへのスタイルシートの指定
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作成したスタイルシートをアプリケーション呼び出し情報ファイルに指定します。
指定方法の詳細については,「15.3.14 RESTアプリケーションの呼び出しの場合にファイルに指定する内容」を参照してください。
- ■実行時
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- 5. 指定されたスタイルシートに従ったボディデータの変換
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アプリケーション呼び出しサービスがRESTアプリケーションにリクエストを送信する際,指定されたスタイルシートの内容に従って,CSCIWのリクエストボディのデータがRESTアプリケーションのリクエストボディのスキーマに変換されます。
また,アプリケーション呼び出しサービスがRESTアプリケーションからレスポンスを受信する際,指定されたスタイルシートの内容に従って,RESTアプリケーションのレスポンスボディのデータがCSCIWのレスポンスボディのスキーマに変換されます。