Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


5.2.2 BPMN連携ライブラリを初期化する

BPMN連携ライブラリを使用する場合,事前にBPMN連携ライブラリの初期化を実行しておく必要があります。プロセスの開始時に,BPMN連携ライブラリを初期化してください。BPMN連携ライブラリを初期化する場合の業務アプリケーションの実装例を次に示します。

try {
    // コネクションの取得および自動コミットのOFF
    …
    CIWBPMNLibAdmin.initializeCIWBPMNLib(connection);
    …
    // トランザクションの終了処理
}
catch(CIWFatalException e) {
    // 例外処理を記述
}

BPMN連携ライブラリを初期化する前に,CSCIWを初期化しておく必要があります。CSCIWを初期化する方法はJ2EEサーバで使用する場合と,Javaアプリケーションで使用する場合で異なります。

J2EEサーバで使用する場合,CSCIWManagementServerを開始します。

Javaアプリケーションで使用する場合は,CIWAdminクラスのinitializeCIWFactoryメソッドを実行します。

注※ 

アプリケーションサーバでのCSCIWの初期化・終了処理を行う,製品で提供しているJ2EEアプリケーションです。

重要

BPMN連携ライブラリのJava API実行時にはトランザクションを明示的に開始しません。そのため,業務プログラムでは,CSCIWのJava APIを呼び出す前に,トランザクションを開始しておく必要があります。

また,BPMN連携ライブラリのJava APIで利用したトランザクションを終了しません。業務プログラムでトランザクションを終了してください。

詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow AP開発ガイドの「2.10 業務プログラムで管理するトランザクション」を参照してください。