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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


2.5.3 ビジネスプロセス定義の状態(活性/非活性)を変更する

ワーク管理データベースに登録したビジネスプロセス定義の状態を変更します。

背景

ビジネスプロセス定義の状態には,「活性(ACTIVE)」と「非活性(INACTIVE)」があります。

案件を生成および開始するためには,ビジネスプロセス定義を活性状態にする必要があります。

ビジネスプロセス定義を削除する場合には,ビジネスプロセス定義を非活性状態にする必要があります。

なお,BPMNエディタ,または案件運用操作を使用してビジネスプロセス定義を登録した場合,ビジネスプロセス定義は自動的に活性状態になります。

操作手順

  1. -chgオプションを指定したciwmngbpコマンドを実行して,ビジネスプロセス定義の状態を変更する。

    • ビジネスプロセス定義を活性化する場合のciwmngbpコマンドの指定形式を次に示します。

      ciwmngbp -sid <システムID> -chg -bpn <ビジネスプロセス定義名> -bpv <ビジネスプロセス定義バージョン> -s ACTIVE
    • ビジネスプロセス定義を非活性化する場合のciwmngbpコマンドの指定形式を次に示します。

      ciwmngbp -sid <システムID> -chg -bpn <ビジネスプロセス定義名> -bpv <ビジネスプロセス定義バージョン> -s INACTIVE

    ciwmngbpコマンドの詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンドを参照してください。

  2. CSCIWManagementServer,およびCSCIWを使用しているJavaアプリケーションを再開始する。

操作結果

ビジネスプロセス定義の状態が変更されます。

重要
  • CSCIWManagementServerの停止中に,アプリケーション呼び出しサービスまたはRESTサービスが動作した場合,エラーが発生します。ただし,CSCIWManagementServerを再開始した場合は,エラーが発生しても問題ありません。

ヒント
  • データベースに登録されているビジネスプロセス定義の状態を確認したい場合は,-listオプションを指定したciwmngbpコマンドを実行してください。実行結果のStateCode列から,ビジネスプロセス定義の状態を確認できます。

    ビジネスプロセス定義の状態を確認する場合のciwmngbpコマンドの指定形式を次に示します。

    ciwmngbp -sid <システムID> -list