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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


1.1.2 ビジネスプロセスの開発と実行の流れ

BPMN連携機能の各機能が連携して処理をする流れ(ファイルの登録・変換にCSCIWコマンドを使用する場合)を次の図で示します。

図1‒3 BPMN連携機能の各機能の連携イメージ(ファイルの登録・変換にCSCIWコマンドを使用する場合)

[図データ]

[図の説明]

  1. BPMNエディタを利用し,XML形式のBPMNビジネスプロセス定義ファイルを作成します。

  2. 次のファイルを作成します。

    • アプリケーション呼び出し情報ファイル

    • コールアクティビティ情報ファイル

  3. ciwtransbpmnコマンドを使用して,BPMNビジネスプロセス定義ファイルをCSCIWのビジネスプロセス定義ファイルに変換します。

  4. 開発環境で作成した次のファイルを実行環境にコピーします。

    • アプリケーション呼び出し情報ファイル

      アプリケーション呼び出し情報ファイルの内容に従って,アプリケーション呼び出しサービスで呼び出しが実施されます。

    • コールアクティビティ情報ファイル

      コールアクティビティ情報ファイルの内容に従って,BPMN連携ライブラリでコールアクティビティが処理されます。

    • BPMNビジネスプロセス定義ファイル

      BPMNビジネスプロセス定義ファイルは,ビジネスプロセスオペレータの利用時に使用されます。

    • CSCIWのビジネスプロセス定義ファイル

  5. ciwmngbpコマンドを使用して,BPMNビジネスプロセス定義ファイル,およびCSCIWのビジネスプロセス定義ファイルをワーク管理データベースに登録します。

ヒント

マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow メッセージやマニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンドを参照する場合で,参照先にCSCIW-Definerの記述があるときは,マニュアル内の「CSCIW-Definer」の表記を「BPMNエディタ」に置き換えてお読みください。

BPMN連携機能の各機能が連携して処理をする流れ(ファイルの登録・変換にBPMNエディタを使用する場合)を次の図で示します。

図1‒4 BPMN連携機能の各機能の連携イメージ(ファイルの登録・変換にBPMNエディタを使用する場合)

[図データ]

[図の説明]

  1. BPMNエディタを利用し,XML形式のBPMNビジネスプロセス定義ファイルを作成します。

  2. 次のファイルを作成します。

    • アプリケーション呼び出し情報ファイル

    • コールアクティビティ情報ファイル

  3. BPMNエディタを使用して,BPMNビジネスプロセス定義ファイルをCSCIWのビジネスプロセス定義ファイルに変換します。

  4. 開発環境で作成した次のファイルを実行環境にコピーします。

    • アプリケーション呼び出し情報ファイル

      アプリケーション呼び出し情報ファイルの内容に従って,アプリケーション呼び出しサービスで呼び出しが実施されます。

    • コールアクティビティ情報ファイル

      コールアクティビティ情報ファイルの内容に従って,BPMN連携ライブラリでコールアクティビティが処理されます。

  5. CSCIWManagementServerにログインして,BPMNビジネスプロセス定義ファイル,およびCSCIWのビジネスプロセス定義ファイルをワーク管理データベースに登録します。

ヒント

案件運用操作を使ってBPMNビジネスプロセス定義ファイル,およびCSCIWのビジネスプロセス定義ファイルをワーク管理データベースに登録することもできます。詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow 案件運用操作ガイドを参照してください。