Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド


付録A.1 ビジネスプロセス管理プロパティファイル

ビジネスプロセス管理プロパティファイルは,設定内容を使用する環境に合わせて直接変更できます。また,上書きインストール時に,ビジネスプロセス管理プロパティファイルは上書きされません。

ビジネスプロセス管理プロパティファイルの格納パスは,次のとおりです。

<uCosminexus Business Process Developerインストールディレクトリ>\conf\csciwdefiner.properties

ビジネスプロセス管理プロパティファイルの設定値は,CSCIW-Definerパースペクティブを開くなど,CSCIW-Definerの初期化をしたときに一度だけ読み込まれます。初期化したあとに設定値を変更した場合は,Eclipseを再起動し,CSCIW-Definerの初期化をし直す必要があります。

ビジネスプロセス管理プロパティファイルの設定内容を次に示します。

なお,ビジネスプロセス管理プロパティファイルはプロパティファイル形式のため,Javaのプロパティファイルの仕様に従います。

表A‒1 ビジネスプロセス管理プロパティファイルの設定内容

キー

内容

設定

MsgFileDir

メッセージファイル出力先ディレクトリ

メッセージファイルの出力先ディレクトリを指定します。

任意

TraceFileDir

トレースファイル出力先ディレクトリ

トレースファイルの出力先ディレクトリを指定します。

任意

MsgFileNum

メッセージファイル出力面数

メッセージファイルの出力面数を,1〜16の整数で指定します。

デフォルトは2です。

任意

TraceFileNum

トレースファイル出力面数

トレースファイルの出力面数を,1〜16の整数で指定します。

デフォルトは4です。

任意

MsgFileSize

メッセージファイル出力サイズ

メッセージファイルの出力サイズを,100000〜2147483647の整数で指定します。(単位:バイト)

デフォルトは2097152です。

任意

TraceFileSize

トレースファイル出力サイズ

トレースファイルの出力サイズを,100000〜2147483647の整数で指定します。(単位:バイト)

デフォルトは16777216です。

任意

MsgOutputThreashold

メッセージ出力レベル

メッセージ出力レベルを,-1〜1000の数値で指定します。

デフォルトは20です。

  • 出力しない場合

    -1を指定

  • 値以下のレベルを出力する場合

    0以上の値を指定

任意

TraceOutputThreashold

トレース出力レベル

トレース出力レベルを,-1〜1000の数値で指定します。

デフォルトは20です。

  • 出力しない場合

    -1を指定

  • 値以下のレベルを出力する場合

    0以上の値を指定

任意

LogRotationMode

ログのローテーション種別

次のどちらかを指定します。

デフォルトはWRAPです。

  • WRAP

    ラップアラウンドモード

  • SHIFT

    シフトモード

任意

RotationTime

ログのローテーション時刻

ログのローテーション時刻を,[HHMMSS]形式の6桁固定文字列で,000000〜235959の範囲で指定します。

ログのローテーション時刻が有効なのは,ローテーション種別がシフトモードの場合だけです。

デフォルトは空文字列です。

なお,空文字列の場合は時刻によるローテーションは無効となり,ローテーション条件にファイルサイズだけを使用します。

任意

注※

記載しているキー以外の内容を指定した場合,指定したキーおよび値は無視されます。