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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド


6.2.1 [ファイル]メニュー

CSCIW-Definerの[ファイル]メニューは,Eclipseの[ファイル]メニューを利用します。そのため,設定を変更しなければ,表示される項目,各項目のアイコン,動作,有効性,ショートカット,アクセラレータキー,表示文字列は,Eclipseの標準仕様に従います。

[ファイル]メニューの中で,CSCIW-Definerの動作に関係するサブメニューの内容を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) [新規]サブメニュー

[ファイル]メニューの[新規]サブメニューを次に示します。

図6‒2 [新規]サブメニュー

[図データ]

[新規]サブメニューの各項目について説明します。

[プロジェクト]

選択した場合は,Eclipse標準仕様に従い,[新規プロジェクトウィザード選択]ダイアログが起動されます。

CSCIW-Definerでは,このメニューは使用しません。

[プロジェクト]

選択した場合は,Eclipse標準仕様に従い,[新規プロジェクト・リソース作成]ウィザードが起動されます。

CSCIW-Definerでは,このメニューは使用しません。

[ビジネスプロセス定義]

[新規ビジネスプロセス定義]ウィザードを起動する場合に選択します。

[振り分けルール定義]

[新規振り分けルール定義]ウィザードを起動する場合に選択します。

[サンプル]

選択した場合は,Eclipse標準仕様に従い,[新規サンプルウィザード選択]ダイアログが起動されます。

CSCIW-Definerでは,このメニューは使用しません。

[その他]

選択した場合は,Eclipse標準仕様に従い,[新規ウィザード選択]ダイアログが起動されます。

CSCIW-Definerでは,このメニューは使用しません。

(2) [保管]および[別名保管]メニュー

[保管]メニューは,ビジネスプロセス遷移エディタまたは振り分けルール定義エディタがアクティブで,かつ変更が加えられているときに有効になります。[別名保管]メニューは,ビジネスプロセス遷移エディタまたは振り分けルール定義エディタが開いているときに有効になります。また,エディタの開き方とメニューの選択によって保管方法が異なります。エディタの開き方と選択したメニューによる動作の違いを次の表に示します。

表6‒2 エディタの開き方と選択したメニューによる動作の違い

エディタの開き方

動作

[保管]メニューを選択した場合

[別名保管]メニューを選択した場合

ワークスペース内から開く

元のワークスペース内のリソースに上書きをします。

ワークスペース内の別の場所に保存するためのダイアログを表示します。

ローカルファイルシステムから開く

元のローカルファイルシステムのファイルに上書きをします。

ローカルファイルシステムの別の場所に保存するためのダイアログを表示します。

登録定義一覧ビューから開く

ワークスペース内の別の場所に保存するためのダイアログを表示します。

ワークスペース内の別の場所に保存するためのダイアログを表示します。

注※

保管または別名保管をするときに別の場所に保存するためのダイアログが表示され,保存先を指定した場合,それ以降の保存ではダイアログで指定した保存先のリソースに上書きをします。

(3) [更新]メニュー

[更新]メニューを選択したときの動作は,対象となるビューまたはエディタがアクティブかどうかによって異なります。

更新の対象と[更新]メニューを選択したときの動作の関係を次の表に示します。

表6‒3 更新の対象と[更新]メニューを選択したときの動作の関係

更新の対象

メニュー選択時の動作

[登録定義一覧]ビュー

[ナビゲーター]ビュー

Eclipse標準仕様に従います。

[プロパティー]ビュー

[コンソール]ビュー

[アウトライン]ビュー

ビジネスプロセス遷移エディタ

振り分けルール定義エディタ

(凡例)

−:なし(メニューは常に非活性)

(4) [印刷]メニュー

[印刷]メニューを選択したときの動作は,対象となるビューまたはエディタがアクティブかどうかによって異なります。

印刷の対象と[印刷]メニューを選択したときの動作の関係を次の表に示します。

表6‒4 印刷の対象と[印刷]メニューを選択したときの動作の関係

印刷の対象

メニュー選択時の動作

[登録定義一覧]ビュー

[ナビゲーター]ビュー

Eclipse標準仕様に従います。

[プロパティー]ビュー

[コンソール]ビュー

[アウトライン]ビュー

ビジネスプロセス遷移エディタ

遷移図を1ページに印刷します。

振り分けルール定義エディタ

(凡例)

−:なし(メニューは常に非活性)

印刷イメージとしてビジネスプロセス遷移エディタの例を次の図に示します。

図6‒3 印刷イメージ(ビジネスプロセス遷移エディタの例)

[図データ]

(5) [最近使ったファイル]リスト

[ファイル]メニューの[最近使ったファイル]リストへの追加の有無は,ファイルの開き方によって動作が異なります。ファイルの開き方と「最近使ったファイル」リストへの追加の有無を次の表に示します。

表6‒5 ファイルの開き方と「最近使ったファイル」リストへの追加の有無

エディタの開き方

リストへの追加の有無

ワークスペース内から開く

あり

ローカルファイルシステムから開く

あり

登録定義一覧ビューから開く

なし