付録H.10 アプリケーション呼び出しサービスの動作を制御する設定項目
アプリケーション呼び出しサービスの動作を制御する設定項目について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) アプリケーション呼び出し制御情報の設定
アプリケーション呼び出し制御情報は,ciwmngapコマンドを使用して設定します。
アプリケーション呼び出し制御情報の設定の詳細については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」の「ciwmngap(アプリケーション呼び出し制御情報の管理)」を参照してください。
(2) アプリケーション呼び出しグループ定義の設定
アプリケーション呼び出しグループ定義は,ciwmngapgrpコマンドを使用して設定できます。ciwmngapgrpコマンドは,アプリケーション呼び出しサービスの性能チューニング時に使用します。
アプリケーション呼び出しグループ定義の設定の詳細については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」の「ciwmngapgrp(アプリケーション呼び出しグループの管理)」を参照してください。
アプリケーション呼び出しサービスの性能チューニングの詳細については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引」の「アプリケーション呼び出しサービスの性能チューニング」を参照してください。
(3) ポーリング間隔の設定
アプリケーション呼び出しサービスのポーリング間隔は,共通設定ファイルに設定します。
詳細については,「付録H.11(5) 共通設定ファイルに指定するパラメタ一覧および内容」の「(c) AppCallServicePollingInterval」を参照してください。
(4) WorkManagerの最大スレッド数の設定
WorkManagerの最大スレッド数は,J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルに設定します。
詳細については,「6.2.8(3) WorkManagerの最大スレッド数を変更する」を参照してください。
(5) REST通信に関する設定
アプリケーション呼び出しサービスのREST通信に関する設定は,Cosminexus アプリケーションサーバで設定します。
Cosminexus アプリケーションサーバでは,次に示す項目などを設定できます。
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通信タイムアウト(ソケット接続,ソケット読み込み)
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ログ(Cosminexus V11のV9互換モードを使用する場合だけ設定できます)
詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「J2EEサーバ単位の通信タイムアウトの設定」および「NIO HTTPサーバ」を参照してください。
- メモ
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プロキシサーバ経由の接続,SSLプロトコルによる接続などの設定はサポート対象外です。