6.2.8 アプリケーション呼び出しサービスの設定の変更
アプリケーション呼び出しサービスに関する設定の変更手順について説明します。
(1) ファイルに格納した設定情報を変更する
ファイルに格納した設定情報を次の手順で変更します。
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ファイルの内容を変更する。
目的に応じて,必要なファイルだけ内容を変更してください。
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共通設定ファイル
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アプリケーション呼び出し情報ファイル
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RESTアプリケーション呼び出し用ヘッダファイル
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RESTアプリケーション呼び出しスキーマ変換用スタイルシート
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変更したファイルに応じて,必要な作業を実施する。
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共通設定ファイルの内容を変更した場合
変更方法はパラメタのカテゴリごとに異なります。各パラメタがどのカテゴリに属するかについては,「付録H.11 共通設定ファイル」を参照してください。
カテゴリごとに必要な作業を次に示します。
パラメタのカテゴリが「共通」のとき
J2EEサーバを再起動してください。再起動後にアプリケーション呼び出しサービスを開始した際に,変更したファイルの内容が適用されます。
パラメタのカテゴリが「アプリケーション呼び出しサービス」のとき
アプリケーション呼び出しサービスを再開始してください。
また,同一のJ2EEサーバに複数のアプリケーション呼び出しサービスを配備している場合,すべてのアプリケーション呼び出しサービスを再開始してください。変更したファイルの内容が適用されます。
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アプリケーション呼び出し情報ファイル,RESTアプリケーション呼び出し用ヘッダファイル,またはRESTアプリケーション呼び出しスキーマ変換用スタイルシートの内容を変更した場合
アプリケーション呼び出しサービスを再開始してください。
また,同一のJ2EEサーバに複数のアプリケーション呼び出しサービスを配備している場合,すべてのアプリケーション呼び出しサービスを再開始してください。変更したファイルの内容が適用されます。
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(2) アプリケーション呼び出しに関する設定情報を変更する
ref識別子ごとのアプリケーション呼び出し制御情報は,ciwmngapコマンドで変更できます。また,アプリケーション呼び出しグループは,ciwmngapgrpコマンドで変更できます。
各コマンドの詳細については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。
(3) WorkManagerの最大スレッド数を変更する
WorkManagerの最大スレッド数を次の手順で変更します。
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J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル(usrconf.properties)に,WorkManagerの最大スレッド数を指定する。
WorkManagerの最大スレッド数の指定例を次に示します。
ejbserver.commonj.WorkManager.non_daemon_work_threads=20
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変更対象のJ2EEサーバを再起動する。
WorkManagerの最大スレッド数に,設定した値が適用されます。
- 重要
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WorkManagerの最大スレッド数は,スレッド数の見積もりおよびデータベースコネクション数の見積もりに影響があります。そのため,設定値を変更する場合は,スレッド数やデータベースコネクション数の再見積もりが必要です。