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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


付録A.1 システム設定プロパティファイル

システム設定プロパティファイルの内容は,ワーク管理データベースへ接続するための認証情報として使用します。また,上書きインストール時に,システム設定プロパティファイルは上書きされません。

ファイルに情報を追加したり,内容を削除したりするには,ciwsetenv(環境の構築または削除)コマンドを使用します。ただし,ファイルの内容を直接更新しないでください。ciwsetenv(環境の構築または削除)コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。

システム設定プロパティファイルの格納パスは,次のとおりです。

システム設定プロパティファイルの設定内容を次に示します。なお,設定内容の登録順序は不定のため,参照したい項目については,必要に応じて検索をしてください。

表A‒1 システム設定プロパティファイルの設定内容

キー

内容

<SYSTEMID>.SystemDBType

ワーク管理データベースの種別

ワーク管理データベースの種別が設定されます。

  • 種別がHiRDBの場合

    HiRDBを設定

  • 種別がORACLEの場合

    Oracleを設定

  • 種別がSQL Serverの場合

    SQL Serverを設定

<SYSTEMID>.SystemDBURL

DB接続情報URL

ワーク管理データベースへ接続するためのURLが設定されます。

<SYSTEMID>.SystemDBDriverName

JDBCのドライバ名

JDBCのドライバ名が設定されます。

<SYSTEMID>.SystemDBUser

DBユーザ名

ワーク管理データベースへ接続するための認可識別子またはユーザ名が設定されます。

<SYSTEMID>.SystemDBPasswd

DBパスワード

ワーク管理データベースへ接続するためのパスワードが設定されます。

<SYSTEMID>.SetupVersion

バージョン

セットアップ時のCSCIWのバージョンが設定されます。

<SYSTEMID>.SystemDBSchemaName

DBのスキーマ名

ワーク管理データベースのスキーマ名が設定されます。

SYSTEMIDは,ワーク管理データベースを一意に識別するためのシステムIDに置き換えてください。