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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


5.4.2 ワーク管理データベースの環境削除(ORACLEの場合)

〈この項の構成〉

(1) ワーク管理データベースの削除(ORACLEの場合)

ワーク管理データベースのテーブルやインデクスをORACLEから削除する方法を説明します。

テーブルやインデクスは,SQLスクリプトファイルを使用して削除してください。

(a) SQLスクリプトファイルの編集

テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。

<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/droptable_oracle.sql
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/droptableex_oracle.sql
注※

アプリケーション呼び出しサービスを使用する場合だけ編集してください。

SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベース用に書き換えてください。テーブルやインデクスを削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。

表5‒3 テーブルやインデクスの削除時に書き換えが必要なSQLスクリプトファイル中の文字列(ORACLEの場合)

書き換えが必要な文字列

書き換える内容

<SYSTEMID>

システムID

ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。

重要

ORACLEの場合,SQLスクリプトファイル中に,DROP TABLE文にPURGEオプションを使用しています。PURGEオプションが不要な場合は削除してください。DROP TABLE文のPURGEオプションについては,ORACLEのマニュアルを参照してください。

(b) SQLスクリプトファイルを実行

編集したSQLスクリプトファイルを,SQL*Plusを使用して実行します。

sqlplusコマンドに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,テーブルやインデクスを削除できます。SQL*Plusの使用方法については,ORACLEのマニュアルを参照してください。

sqlplusコマンドの指定例を次に示します。

sqlplus  <接続ユーザ名>/<パスワード>@<Oracle Net 接続識別子>
         @<編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス>

接続ユーザ名,パスワード,およびOracle Net 接続識別子は,ワーク管理データベースを作成した際に設定した値と同じにしてください。

(2) データベースへのアクセス権限の削除(ORACLEの場合)

ワーク管理データベースのテーブルやインデクスへ付与したアクセス権限をORACLEから削除する方法を示します。

5.4.2(1) ワーク管理データベースの削除(ORACLEの場合)」の操作を実施してワーク管理データベースのテーブルを削除済みの場合は,アクセス権限の削除は不要です。

アクセス権限は,SQLスクリプトファイルを使用して削除してください。

(a) SQLスクリプトファイルの編集

テーブルやインデクスへ付与したアクセス権限は,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。

<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/revoketable_oracle.sql
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/revoketableex_oracle.sql
注※

アプリケーション呼び出しサービスを使用する場合だけ編集してください。

SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベースへアクセスできるように書き換えてください。アクセス権限を削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。

表5‒4 アクセス権限を削除する際に書き換えが必要なSQLスクリプトファイル中の文字列(ORACLEの場合)

書き換えが必要な文字列

書き換える内容

<SCHEMANAME>

CSCIWの管理用のユーザ

ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザに置換してください。

<SYSTEMID>

システムID

ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。

<USERNAME>

業務アプリケーション用のユーザ

業務アプリケーションが接続するためのユーザに置換してください。

(b) SQLスクリプトファイルを実行

編集したSQLスクリプトファイルを,SQL*Plusを使用して実行します。

sqlplusコマンドに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,アクセス権限を削除できます。SQL*Plusの使用方法については,ORACLEのマニュアルを参照してください。