5.4.1 ワーク管理データベースの環境削除(HiRDBの場合)
(1) ワーク管理データベースの削除(HiRDBの場合)
ワーク管理データベースのテーブルやインデクスをHiRDBから削除する方法を説明します。
テーブルやインデクスは,SQLスクリプトファイルを使用して削除してください。
(a) SQLスクリプトファイルの編集
テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/droptable_hirdb.sql <CSCIWインストールディレクトリ>/sql/droptableex_hirdb.sql※
- 注※
-
アプリケーション呼び出しサービスを使用する場合だけ編集してください。
SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベース用に書き換えてください。テーブルやインデクスを削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。
書き換えが必要な文字列 |
書き換える内容 |
---|---|
<SYSTEMID> |
システムID ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。 |
(b) SQLスクリプトファイルを実行
編集したSQLスクリプトファイルを,HiRDB SQL Executerを使用して実行します。
pdsqlコマンドに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,テーブルやインデクスを削除できます。HiRDB SQL Executerの使用方法については,マニュアル「HiRDB 解説」を参照してください。
pdsqlコマンドの指定例を次に示します。
pdsql -u <接続認可識別子>/<パスワード> -h <HiRDBサーバのホスト名またはIPアドレス> -n <HiRDBサーバのポート番号> < <編集したSQLスクリプトファイルのパス>
- 注
-
各オプションの指定値は,ワーク管理データベースを作成した際に設定した値と同じにしてください。
(2) データベースへのアクセス権限の削除(HiRDBの場合)
ワーク管理データベースのテーブルやインデクスへ付与したアクセス権限をHiRDBから削除する方法を示します。
「5.4.1(1) ワーク管理データベースの削除(HiRDBの場合)」の操作を実施してワーク管理データベースのテーブルを削除済みの場合は,アクセス権限の削除は不要です。
アクセス権限は,SQLスクリプトファイルを使用して削除してください。
(a) SQLスクリプトファイルの編集
テーブルやインデクスへ付与したアクセス権限は,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/revoketable_hirdb.sql <CSCIWインストールディレクトリ>/sql/revoketableex_hirdb.sql※
- 注※
-
アプリケーション呼び出しサービスを使用する場合だけ編集してください。
SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベースへアクセスできるように書き換えてください。アクセス権限を削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。
書き換えが必要な文字列 |
書き換える内容 |
---|---|
<SCHEMANAME> |
CSCIWの管理用の認可識別子 ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成した認可識別子に置換してください。 |
<SYSTEMID> |
システムID ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。 |
<USERNAME> |
業務アプリケーション用の認可識別子 業務アプリケーションが接続するための認可識別子に置換してください。 |
(b) SQLスクリプトファイルを実行
編集したSQLスクリプトファイルを,HiRDB SQL Executerを使用して実行します。
pdsqlコマンドに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,アクセス権限を削除できます。HiRDB SQL Executerの使用方法については,マニュアル「HiRDB 解説」を参照してください。