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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


4.3.1 事前準備

ワーク管理データベースの構築を開始する前の準備について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ワーク管理データベース容量の算出

ワーク管理サーバで管理するビジネスプロセス定義数,案件数,ユーザ数などを基に,ワーク管理データベースの構造および容量を決定します。

ワーク管理データベースの容量を決定するための計算式については,「付録B テーブル容量の見積もり」を参照してください。

(2) ワーク管理データベースへの接続情報の決定

CSCIWが使用するワーク管理データベースを構築するDBMSに接続するための情報を決定しておく必要があります。

必要な情報は次のとおりです。

●HiRDBの場合
  • ワーク管理データベースに接続するためのユーザ名

  • ワーク管理データベースに接続するためのパスワード

  • ワーク管理データベースで使用するテーブルを格納するためのRDエリア名

  • ワーク管理データベースで使用するインデクスを格納するためのRDエリア名

  • ワーク管理データベースのポート番号

  • ワーク管理データベースのホスト名またはIPアドレス

●ORACLEの場合
  • ワーク管理データベースに接続するためのユーザ名

  • ワーク管理データベースに接続するためのパスワード

  • ワーク管理データベースで使用するテーブルを格納するための表領域名

  • ワーク管理データベースで使用するインデクスを格納するための表領域名

  • ワーク管理データベースのサービス名

●SQL Serverの場合
  • ワーク管理データベースに接続するためのユーザ名

  • ワーク管理データベースに接続するためのパスワード

  • ワーク管理データベースで使用するテーブルを格納するためのファイルグループ

  • ワーク管理データベースで使用するインデクスを格納するためのファイルグループ

これらの情報は,ワーク管理データベースの作成時に,SQLスクリプトを実行する上で必要となります。