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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


2.3.4 CSCIW内での振り分けルール定義の管理

〈この項の構成〉

(1) 振り分けルール定義のバージョン

振り分けルール定義は,同一名称で複数のバージョンを持つことができます。CSCIW内では,「振り分けルール定義名+バージョン番号」として振り分けルール定義が管理されます。つまり,同じ名称の振り分けルール定義であっても,バージョンが異なれば別の振り分けルール定義として扱われます。

振り分けルール定義のバージョンは,振り分けルール定義の作成時にユーザが任意の番号で指定します。

(2) 振り分けルール定義の状態と有効期間

CSCIW内の各振り分けルール定義には,次の項目を設定できます。

●状態

振り分けルール定義の状態です。状態には,「活性」と「非活性」があり,案件実行時に適用されるのは,「活性」状態の振り分けルール定義だけです。

●有効期間(適用可能期間)

振り分けルール定義を適用できる期間です。

つまり,案件実行時に適用されるのは,「活性」状態で,かつ「有効期間内」の振り分けルール定義だけということになります。

振り分けルール定義の「状態」および「有効期間」は,振り分けルールの定義時に指定します。また,CSCIWへの登録後,ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer),またはCSCIWのコマンド(ciwmngcr)で変更することもできます。

ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)による振り分けルール定義の変更については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。振り分けルール定義を変更するコマンド(ciwmngcr)については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。