Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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11.2.1 KDEC00001〜KDEC00500


KDEC00001-E

The service request was interrupted. (HCSCCommonID = HCSCメッセージ共通ID, ServiceRequestID = サービスリクエストID)

サービス部品呼び出し要求処理は失敗しました。
(S)
サービス部品サービス呼び出し要求を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを参照して,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度サービス部品呼び出し要求を実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00002-E

There is an error in the service, or an error occurred when calling the service.

サービス部品からエラーが応答されました。または,サービス部品の呼び出しでエラーが発生しました。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
サービスリクエスタに応答されたSOAPエンベローブのFaultメッセージ,例外内のFaultメッセージ,または非同期受付の場合に設定したReplyToキューのメッセージ内のFaultメッセージを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00003-E

There is an error in the business process, or an error occurred when calling the business process.

ビジネスプロセスからエラーが応答されました。または,ビジネスプロセスの呼び出しでエラーが発生しました。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
サービスリクエスタに応答されたSOAPエンベローブのFaultメッセージ,例外内のFaultメッセージ,または非同期受付の場合に設定したReplyToキューのメッセージ内のFaultメッセージを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00005-E

The HCSC server request was interrupted. (request = 問い合わせ内容, information = 問い合わせ詳細情報)

HCSCサーバへの問い合わせ要求は失敗しました。
問い合わせ内容
  • getServiceInfo:稼働状態確認機能
問い合わせ詳細情報
  • 問い合わせ内容がgetServiceInfoの場合:サービスリクエスタから指定されたパラメタの情報を出力します。
(S)
HCSCサーバへの問い合わせ要求を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを参照して,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度HCSCサーバへの問い合わせ要求を実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00010-E

The specified parameter is invalid. (parameter = パラメタ名)

指定されたパラメタは有効な文字列ではありません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタに指定した文字列の内容を見直してください。

KDEC00011-E

A required parameter has not been specified. (parameter = パラメタ名)

必須のパラメタが指定されていません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
必須のパラメタの指定内容を見直してください。

KDEC00012-E

The length of the specified parameter is invalid. (parameter = パラメタ名)

指定されたパラメタの長さが不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタに指定した文字列の長さを見直してください。

KDEC00013-E

The same parameter has been specified more than once. (parameter = パラメタ名)

同じパラメタが複数回指定されています。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタを複数指定していないか見直してください。

KDEC00014-E

The specified parameter is invalid. (parameter = パラメタ名)

誤ったパラメタが指定されています。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタに指定した内容を見直してください。

KDEC00016-E

The specified parameter value is outside the valid range. (parameter = パラメタ名)

指定されたパラメタの値が設定範囲外です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタに指定した数値の範囲を見直してください。

KDEC00018-E

The specified parameter differs from the telegram type. (parameter = パラメタ名)

指定されたパラメタの電文タイプは,不正な電文のタイプです。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
パラメタに指定した内容を見直してください。非同期リクエスト受付(MDB(WS-R))の場合は,パラメタの電文タイプに指定した値と,キューのメッセージ種別が合っているか見直してください。

KDEC00019-E

The specified JMS property is invalid. (property = プロパティ名, JMSMessageID = JMSMessageID)

指定されたプロパティは不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
非同期リクエスト受付(MDB(WS-R))のキューに指定したプロパティの内容,または型を見直してください。なお,このメッセージは破棄してください。

KDEC00020-E

The specified message type is invalid. (JMSMessageID = JMSMessageID)

指定されたメッセージタイプは不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
非同期リクエスト受付のキューに指定したメッセージ種別を見直してください。なお,このメッセージは破棄してください。

KDEC00021-E

The header part of the DBQueue message has an invalid format. (information = 詳細情報)

非同期リクエスト受付(DBキュー)で,DBキューメッセージのヘッダ部分の形式が不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
DBキューメッセージのヘッダ部分(バイナリデータ)の形式を見直して,再度サービス部品呼び出し要求を実行してください。なお,このメッセージは破棄してください。

KDEC00022-E

The telegram is not an XML schema.

電文はXMLスキーマではありません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
指定した電文を見直してください。また,サービス部品からの応答の電文を見直してください。障害要因が運用上の問題であった場合は障害要因を取り除いて再度実行してください。なお,このメッセージは破棄してください。

KDEC00023-E

The specified option is invalid. (option = オプション名)

誤ったオプションが指定されています。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
DBキューメッセージのヘッダ部分(バイナリデータ)に指定している内容を見直してください。なお,このメッセージは破棄してください。

KDEC00024-E

Sending the message to the ReplyToQueue failed because an exception was caught. (exception = 例外名, error message = 例外詳細メッセージ)

例外をキャッチしたため,ReplyToキューにメッセージを送信できませんでした。
(S)
ReplyToキューへの応答送信を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00025-E

Closing the queue used for sending failed because an exception was caught. (exception = 例外名, error message = 例外詳細メッセージ)

例外をキャッチしたため,送信用キューをクローズできませんでした。
(S)
ReplyToキューへの応答送信を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00026-E

Making the error message for the service requester failed because an exception was caught. (exception = 例外名, error message = 例外詳細メッセージ)

例外をキャッチしたため,サービスリクエスタへ応答するエラーメッセージを作成できませんでした。
(S)
サービスリクエスタへの応答を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00027-E

Making the error message for the service requester failed because the fault message is invalid.

Faultメッセージの設定者情報が不正な値のため,サービスリクエスタ用のエラーメッセージを作成できませんでした。
(S)
サービスリクエスタへの応答を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00028-E

The detailed information of the fault message is not an XML schema.

Faultメッセージに関する詳細情報がXMLスキーマではありません。
(S)
サービスリクエスタへの応答を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00029-E

A database access error occurred when the execution history was output. (information = 出力タイミング, HCSCCommonID = HCSCメッセージ共通ID)

実行履歴の出力でエラーが発生しました。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00030-E

The execution history could not be output because information in the data container was invalid. (information = 出力タイミング, HCSCCommonID = HCSCメッセージ共通ID)

データコンテナ内の情報に不正な値があったため,実行履歴情報を出力できませんでした。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00031-W

At the asynchronous request receptor, the response telegram was scrapped because the queue name for ReplyTo was not specified.

非同期標準受付で,ReplyTo用キュー名が指定されていなかったため,応答電文を破棄しました。
(S)
処理を終了します。

KDEC00032-E

The specified JMSMessage payload is invalid. (JMSException = 例外詳細メッセージ)

指定されたJMSメッセージのペイロードが不正です。またはJMSExceptionをキャッチしたため処理を続行することができませんでした。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
非同期リクエスト受付のキューに指定した電文を見直してください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00033-E

The length of the telegram in the DBQueue is invalid. (information = 詳細情報)

非同期リクエスト受付(DBキュー)のキュー指定した電文の長さが不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
非同期リクエスト受付(DBキュー)のキューに指定した電文の長さを見直してください。

KDEC00034-E

The message could not be sent because a RemoteException was caught. (error message = 例外詳細メッセージ)

RemoteExceptionをキャッチしたため,メッセージを送信できませんでした。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00035-E

The message could not be sent because an exception was caught. (exception = 例外名, error message = 例外詳細メッセージ)

例外をキャッチしたため,メッセージを送信できませんでした。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00036-E

Service requests cannot be accepted because the request receptor status is incorrect. (status = リクエスト受付状態)

リクエスト受付の状態が不正なため,サービス部品のリクエストを受け付けられません。
リクエスト受付状態
  • 1:起動処理中
  • 3:起動失敗状態
  • 4:停止状態
  • 5:停止処理中
  • 6:停止失敗状態
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
リクエスト受付の状態を確認してください。

KDEC00037-E

The asynchronous WS-R service request was interrupted. (ClientID = クライアントID, JMSMessageID = JMSMessageID)

非同期WS-Rのリクエストが中断されました。
(S)
非同期受付(WS-R)のリクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00038-E

The asynchronous DBQueue service request was interrupted. (ClientID = クライアントID, JMSMessageID = JMS_HITACHI_ShqMessageID)

非同期DBキューのリクエストが中断されました。
(S)
非同期受付(DBキュー)のリクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00039-E

Initialization of the User reception service adapter failed. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, information = 詳細情報)

ユーザ定義受付の初期化に失敗しました。
(S)
ユーザ定義受付の起動を中断します。
(O)
ユーザ定義受付の起動に失敗しました。InformationがメッセージIDの場合は,そのIDが指しているエラーメッセージをログファイルから参照して,そのエラーログの原因を特定してください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。Informationが例外名,または障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00040-E

An attempt to read the file has failed. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, file name = ファイル名, information = 詳細情報)

ファイルの読み込みに失敗しました。
(S)
ユーザ定義受付の起動を中断します。
(O)
ユーザ定義受付の構成を見直し,file nameで指定されたファイルが含まれているか見直してください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00041-E

A value in the definition file is invalid. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, parameter = パラメタ名)

ユーザ定義受付における定義ファイルに指定されている値が不正です。
(S)
ユーザ定義受付の起動を中断します。
(O)
ユーザ定義受付を作成したときに入力した情報を確認してください。情報を修正した場合,ユーザ定義受付を再作成してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00042-E

The specified operation was not found. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, operation name = オペレーション名, namespace = 名前空間)

指定されたオペレーションがありません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
ユーザ定義受付に対して要求したSOAPメッセージの形式について,正しいオペレーション名,および名前空間で要求しているか確認してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00043-E

The telegram format is not supported. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, operation name = オペレーション名, namespace = 名前空間)

電文が未サポートの電文形式です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
ユーザ定義受付に対して要求したSOAPメッセージの形式について,正しい形式で要求しているか確認してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC00044-W

An exception occurred but processing will continue. (reception name = 受付名, reception ID = 受付ID, information1 = 例外名, information2 = 例外から取得したメッセージ)

リクエスト受付で例外が発生しましたが処理を続行します。
(S)
処理を続行します。
(O)
例外名,例外から取得したメッセージから原因が特定できる場合は,その対処方法に従ってください。ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。