Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
運用環境では,次の内容をカスタマイズできます。
カスタマイズに必要な情報は,HCSC-Manager定義ファイルに定義します。
HCSC-Manager定義は,J2SE形式のプロパティ形式のHCSC-Manager定義ファイルとして,次に示すディレクトリに格納されています。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\cscmng.properties |
HCSC-Manager定義ファイルに定義するプロパティを次に示します。
表2-19 HCSC-Manager定義ファイルに定義するプロパティ
項番 | 分類 | キー名称 | 内容 |
---|---|---|---|
1 | リポジトリ設定 | cscmng.repository.root | リポジトリのルートディレクトリパス※1 |
2 | ログファイルの設定 | cscmng.log.dir | ログ出力先ディレクトリパス※2 |
3 | cscmng.log.<チャネル名>.filesize | ログファイルサイズ | |
4 | cscmng.log.<チャネル名>.filenum | ログファイル面数 | |
5 | Cosminexus Manager 設定 | cscmng.manager.<マネージャ識別名>.timeout | タイムアウト値 |
6 | プロセスインスタンス再実行設定 | cscmng.pireexec.response.dir | 応答電文格納ディレクトリパス |
7 | cscmng.pireexec.response.encoding | 応答電文格納文字コード | |
8 | HCSCサーバ運用設定 | cscmng.server.<HCSCサーバ名>.system | HCSCシステムの管理下におく論理サーバ |
9 | リポジトリエクスポート | cscmng.repctl.export.dir | エクスポートファイルの出力先ディレクトリパス |
10 | 環境バックアップ | cscmng.envbackup.dir | 環境バックアップの出力先ディレクトリパス |
11 | cscmng.envbackup.dir.envrestore | リストア前の環境バックアップの出力先ディレクトリパス | |
12 | cscmng.envbackup.dir.import | インポート前の環境バックアップの出力先ディレクトリパス | |
13 | cscmng.envbackup.autoget | 自動バックアップの仕様の有無 | |
14 | cscmng.envbackup.autoget.off | 環境をリストアする際,またはリポジトリをインポートする際の環境バックアップの抑止 |
HCSC-Manager定義ファイルの詳細については,「9. 定義ファイル」の「HCSC-Manager定義ファイル」を参照してください。
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