Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
(1) アンインストールする前に
uCosminexus Service Platformの構成ソフトウェアであるCosminexus Service Coordinator,およびuCosminexus Operatorをアンインストールする前に知っておかなければならない内容と,アンインストールする前に行う作業について説明します。
(a) 対象となるファイルおよびディレクトリ
通常インストーラで作成したファイル,ディレクトリだけが削除されます。削除対象のディレクトリ配下にファイルを作成した場合は,アンインストール時に削除されるため注意してください。ただし,次のディレクトリ下は削除されません。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\manager※1
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\msg※2
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\log\manager
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\repository
また,以下のディレクトリ配下のファイルについては,インストール後に,製品によって作成されますが,アンインストール時に削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\DB\area
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\DB\bats
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\manager
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\migration
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\msg
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\system\msg
- 注※1 <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templatesの配下は削除されます。
注※2 Windows版の場合,Cosminexus Service Coordinator 01-50以前のバージョンから,Cosminexus Service Coordinator 01-60以降のバージョンにアップグレードインストールしたあとにアンインストールすると,<Cosminexusインストールディレクトリ>CSC\config\msg\cmdconf.batが削除されます。そのため,アンインストールしたあとで,再度インストールしてシステムを構築する場合は,cmdconf.batに設定した内容を再設定する必要があります。なお,Cosminexus Service Coordinator 01-60以降のバージョンを新規インストールしたあとにアンインストールした場合は,<Cosminexusインストールディレクトリ>CSC\config\msg\cmdconf.batは削除されません。
(b) アンインストールする前に行う作業
Cosminexus Service Coordinatorをアンインストールする前に,次の作業を実施する必要があります。uCosminexus Operatorをアンインストールする場合,この作業を実施する必要はありません。
- システムのアンセットアップ
- システムをアンセットアップします。システムをアンセットアップしないでアンインストールすると,データベースのテーブル,J2EEサーバのJ2EEアプリケーションおよびCosminexus Reliable Messagingのキューが削除されずに残ってしまいます。
- システムのアンセットアップ方法については,「3.2 システムのアンセットアップ」を参照してください。
- J2EEサーバおよびManagement Serverの停止
- J2EEサーバおよびManagement Serverを停止します。
- J2EEサーバおよびManagement Serverの停止方法については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」を参照してください。
(2) Windowsの場合のアンインストール方法
Windows 2003の場合のアンインストール方法について説明します。なお,アンインストール作業はAdministrator権限が設定されたユーザが実施してください。
(a) uCosminexus Service PlatformまたはuCosminexus Operatorの構成ソフトウェアをすべてアンインストールする場合
uCosminexus Service PlatformまたはuCosminexus Operatorの構成ソフトウェアをすべてアンインストールする場合の手順を次に示します。
なお,次の二つの方法のうち,方法2は,uCosminexus Service Platformをアンインストールする場合にだけ利用できます。
- 方法1
- Windowsの[スタート]メニューから,[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]を選択します。
[プログラムの追加と削除]ダイアログが表示されます。
- [現在インストールされているプログラム]のリストからCosminexusの製品名を選択し,[変更と削除]ボタンをクリックします。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
- 方法2
- Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]-[Cosminexus]-[uCosminexus Service Platformアンインストール](または[uCosminexus Operatorアンインストール])を選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
(b) uCosminexus Service PlatformまたはuCosminexus Operatorの構成ソフトウェアを単体でアンインストールする場合
uCosminexus Service PlatformまたはuCosminexus Operatorの構成ソフトウェアを単体でアンインストールする場合の手順を次に示します。
なお,次の二つの方法のうち,方法2は,uCosminexus Service Platformの構成ソフトウェアをアンインストールする場合にだけ利用できます。
- 方法1
- Windowsの[スタート]メニューから,[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]を選択します。
[プログラムの追加と削除]ダイアログが表示されます。
- [現在インストールされているプログラム]のリストからCosminexusの製品名を選択し,[変更と削除]ボタンをクリックします。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [いいえ]ボタンをクリックします。
プログラムを選択する画面が表示されます。
- アンインストールしたいプログラムのチェックボックスをチェックし,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
- 方法2
- Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]-[Cosminexus]-[uCosminexus Service Platformアンインストール](または[uCosminexus Operatorアンインストール])を選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [いいえ]ボタンをクリックします。
プログラムを選択する画面が表示されます。
- アンインストールしたいプログラムのチェックボックスをチェックし,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
(3) UNIXの場合のアンインストール方法
UNIXの場合のアンインストール方法について説明します。
uCosminexus Service Platformのアンインストールは,日立PPインストーラを使用します。アンインストールにはroot権限が必要です。
アンインストール時の注意事項などについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のアンインストール方法に関する内容を参照してください。
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