Cosminexus サービスプラットフォーム 概説
Cosminexus サービスプラットフォームには,開発環境,運用環境および実行環境があり,ネットワークで接続してシステムを構成します。開発環境,運用環境および実行環境は,それぞれ別のマシンに構築することを推奨します。
Cosminexus サービスプラットフォームで構築する各環境とネットワークの構成を次の図に示します。
図2-12 各環境とハードウェアの構成
図2-12の例は,uCosminexus Operatorを利用して,運用環境と実行環境を異なるマシンに構築した場合の例です。また,開発環境は別のネットワーク上に構築することもできます。
なお,実行環境では,二つのHCSCサーバを組み合わせてクラスタを構成し,冗長で信頼性の高い構成のシステムを構築できます。さらに,複数のマシンにあるHCSCサーバおよびクラスタを連携させて,より拡張性の高いシステムを構築することもできます。
複数の実行環境用マシンを連携した場合の各環境と,ハードウェアの構成について,次の図に示します。
図2-13 各環境とハードウェアの構成(複数のHCSCサーバを連携する場合)
図2-13の例は,uCosminexus Operatorを利用して,運用環境と実行環境を異なるマシンに構築した場合の例です。また,開発環境は別のネットワーク上に構築することもできます。
クラスタ構成を利用したシステムについては,「3.13.1 ロードバランス機能を利用したHCSC サーバの冗長構成」,および「3.13.2 クラスタソフトウェアを利用したHCSCサーバの冗長構成」を参照してください。
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