Cosminexus サービスプラットフォーム 概説

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3.13.1 ロードバランス機能を利用したHCSCサーバの冗長構成

ロードバランス機能とは,複数台のHCSCサーバを並列に並べることで,サービスリクエスタからのサービスの実行要求の一点集中によるJ2EEサーバの負荷を軽減するための機能です。Cosminexus サービスプラットフォームでは,次に示すロードバランサを使用して負荷を分散できます。

Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境では,ロードバランサを使用して,複数のHCSCサーバを組み合わせて,より冗長なクラスタ構成の環境を構築できます。

HCSCサーバのロードバランスクラスタ構成について,次の図に示します。

図3-25 HCSCサーバのロードバランスクラスタ構成

[図データ]

同期受付(Webサービス,SessionBean)の場合だけ,ロードバランサを使用してサービスリクエスタからのサービス部品の実行要求を,複数のHCSCサーバに分散して送信できます。

使用するロードバランサによっては,運用を停止しないで,ロードバランスクラスタを構成するHCSCサーバを追加したり,削除したりできます。また,すでにHCSCサーバに配備済みのサービスアダプタやビジネスプロセスを停止しないで,サービスアダプタやビジネスプロセスを新規追加することもできます。