Hitachi Web Server

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4.2.4 ログファイルをラップアラウンドさせて使用する(rotatelogs2ユティリティ

アクセスログやエラーログをログファイルサイズで分割して,複数のファイルにラップアラウンドして出力できます。rotatelogs2ユティリティは次のディレクティブに指定できます。

ユティリティの指定方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) オペランド
(3) 使用方法
(4) 注意事項

(1) 形式

 
rotatelogs2 ログファイルプリフィックス名 ログファイルサイズ ログファイル個数
 

(2) オペランド

(3) 使用方法

ディレクティブに,"|プログラム名"の形式で指定して使用します。

(例)4,096KBごとにエラーログを最大5個採取する場合
 
ErrorLog "|\"\"C:/Program Files/Hitachi/httpsd/sbin/rotatelogs2.exe\" \"C:/Program Files/Hitachi/httpsd/logs/errorlog\" 4096 5\""
 
errorlog.001〜errorlog.005 の順番にログが出力されます。errorlog.005が4,096KBを超えるとerrorlog.001 をクリアして続きが出力されます。Hitachi Web Server起動時に,既にこれらのログファイルがある場合には,更新時刻の最も新しいログファイルが出力対象のログファイルとなります。このログファイルのサイズが既に4,096KBを超えている場合には,次のログファイルをクリアして続きが出力されます。4,096KBを超えない場合は,このファイルの続きに出力されます。

(4) 注意事項