Hitachi Web Server

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はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトのインストール手順と環境設定について説明したものです。

対象読者

WWW環境でHitachi Web Server(Webサーバ)を構築,管理するシステム管理者を対象としています。前提となるハードウェアとオペレーティングシステム,ネットワーク,HTTP,及びマシンの操作について知識を持っていることを前提としています。

また,ディレクトリサービスを使用する場合には,次の前提知識を持つ方を対象としています。

また,Hitachi Directory Server Version 2と連携する場合には,次の前提知識を持つ方を対象としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 Hitachi Web Serverとは
Hitachi Web Serverの位置付け,製品の概要について説明しています。

第2章 運用の準備と起動,停止(UNIX版)
Hitachi Web Server(UNIX版)のプログラムのインストール,環境設定など運用前に理解しておいていただきたいことについて説明しています。

第3章 運用の準備と起動,停止(Windows版)
Hitachi Web Server(Windows版)のプログラムのインストール,環境設定など運用前に理解しておいていただきたいことについて説明しています。

第4章 システムの運用方法
起動・停止方法,Webサーバ環境を運用に合わせて実行するコマンドの使用方法について説明しています。

第5章 SSLによる認証,暗号化
SSLによる認証,暗号化について説明しています。

第6章 ディレクティブ
Webサーバ環境を運用に合わせて設定するディレクティブの文法について説明しています。

第7章 メッセージ
Hitachi Web Serverが出力するメッセージについて説明しています。

付録A 標準提供コンフィグファイル
Hitachi Web Serverで標準提供するコンフィグファイルを記載しています。

付録B ステータスコード
Webブラウザに表示するステータスコードについて説明しています。

付録C CGIプログラムに渡す環境変数
Hitachi Web ServerがCGIプログラムに渡す環境変数について説明しています。

付録D 高信頼化システム監視機能HAモニタによるシステム監視(クラスタリングシステムの運用)
高信頼化システム監視機能HAモニタについて説明しています。

付録E MC/ServiceGuardによるシステム監視(クラスタリングシステムの運用)
MC/ServiceGuardを利用したWebサーバの運用例について説明しています。

付録F HACMP for AIXによるシステム監視(クラスタ・マルチプロセッシングの運用)
HACMP for AIXを利用したWebサーバの運用例について説明しています。

付録G Microsoftサーバクラスタによるシステム監視
Microsoftサーバクラスタを利用したWebサーバの運用例について説明しています。

付録H バージョン03-00以降への移行方法
バージョン03-00以降へ移行する方法について説明しています。

付録I GUIサーバ管理機能
adminサーバを使用したGUIサーバ管理機能について説明しています。

付録J 用語解説
マニュアルの中で使用している用語について説明しています。

関連マニュアル

読書手順

[図データ]

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは,次に示す略称を使用しています。

製品名称 略称
AIX 5L V5.2及びAIX 5L V5.3 AIX
HP-UX11.0,HP-UX11i,HP-UX 11i V2,HP-UX 11i V2(IPF),及びHP-UX 11i V2(PA-RISC) HP-UX
HP-UX 11i V2(IPF) HP-UX(IPF)
HP-UX 11i V2(PA-RISC) HP-UX(PA-RISC)
Internet Explorer(R) Internet Explorer
Itanium (R) Processor Family IPF
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard Edition /Enterprise Edition Operating System Windows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Standard Edition /Enterprise Edition Operating System
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard x64 Edition/Enterprise x64 Edition Operating System
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Standard x64 Edition/Enterprise x64 Edition Operating System
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System Windows XP Professional
Red Hat Enterprise Linux AS 3, Red Hat Enterprise Linux ES 3,Red Hat Enterprise Linux AS 4,及びRed Hat Enterprise Linux ES 4 Linux Linux
Windows Vista(TM) Business Edition/Enterprise Edition/Ultimate Edition Operating System Windows Vista

Windows Server 2003,Windows XP Professional,及びWindows Vistaを総称してWindowsと表記することがあります。

このマニュアルで使用している記号

文法説明をするときに使用する記号について説明します。

記号 意味
〔 〕 〔 〕内の項目を省略できます。

(例)A〔,B〕〔,C〕のとき,次の4通りの指定ができます。
A
A,B
A,B,C
A,C
{ } { }内のどれか一つを選んで指定します。

(例)A{,B|,C}のとき,次の2通りの指定ができます。
A,B
A,C
選択肢の区切りを表しています。
_(アンダライン) 項目の指定を省略したときに,システムが仮定する値を表しています。
この記号の直前に位置する項目を繰り返し指定できます。
この記号の直前に位置する項目をこの記号以降の文法規則に従って,記述することを示します。
《 》 項目の指定を省略したときに,システムが仮定する値を表しています。
(( )) 指定できる値の範囲を表しています。
[図データ]  UNIX版だけに有効なディレクティブを表しています。
[図データ]  Windows版だけに有効なディレクティブを表しています。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。

Hitachi Web Serverのホームページ

インターネットのホームページを開設しています。

http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/webserver/index.html