Cosminexus システム運用ガイド

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5.5 資料の調査

この節では,取得した資料に出力される内容について説明します。これらの資料を基に,トラブルの原因を判別してください。

ここでは,次の資料について説明します。

なお,「5.3 資料の取得」で取得した資料のうち,OSの統計情報については,ご使用のOS付属のマニュアルなどを参照してください。また,メモリダンプは,保守員が確認する情報なので,ここでは説明しません。

注意
Windows Vistaを使用している場合,次の点に注意してください。
ログやPRFトレースに出力する内容にUnicodeの補助文字が含まれている場合,その文字は正しく出力されません。ただし,それ以外の出力内容や,アプリケーションの動作に問題はありません。Unicodeの補助文字は,Internet Explorer 7などのクライアントから送信されたリクエストに含まれることがあります。
<この節の構成>
5.5.1 Cosminexusのログの調査
5.5.2 EJBクライアントアプリケーションのログの調査
5.5.3 Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報の調査
5.5.4 性能解析トレースの調査
5.5.5 JavaVMのスレッドダンプの調査
5.5.6 JavaVMのガーベージコレクションログの調査
5.5.7 日立JavaVM固有のログの調査(日立JavaVMログファイル)
5.5.8 JavaVMが出力するメッセージログの調査(標準出力およびエラーリポートファイル)
5.5.9 OSの状態情報およびOSのログの調査
5.5.10 スタックトレースの調査