Cosminexus システム運用ガイド
J2EEアプリケーションの同時実行数をスケジュールキュー単位で動的に変更する方法について説明します。
J2EEアプリケーションの最大同時実行数をCTMスケジュールキュー単位で動的に変更する作業は次の流れで行います。
なお,CTMのスケジュールキューの同時実行数の変更は,スケジュールキューの状態が次の場合に実行できます。
CTMのスケジュールキューの稼働状況を確認するには,ctmlsqueコマンドの引数に「-CTMAppInfo」を指定して実行します。このコマンドを実行すると,スケジュールキューを共有しているJ2EEアプリケーションの情報を確認できます。実行形式と実行例を次に示します。
ctmlsque -CTMDomain <CTMドメイン名称> -CTMID <CTM識別子> -CTMAppInfo |
ctmlsque -CTMDomain domain01 -CTMID CTM01 -CTMAppInfo
ctmlsqueコマンドの詳細,および出力される情報の詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。
CTMのスケジュールキューの同時実行数を変更するには,ctmchparaコマンドを実行します。実行形式と実行例を次に示します。
ctmchpara -CTMDomain <CTMドメイン名称> -CTMID <CTM識別子> -CTMQueue <スケジュールキュー登録名称> -CTMChangeCount <同時実行数> |
ctmchpara -CTMDomain domain01 -CTMID CTM01-CTMQueue que01 -CTMChangeCount 10
実行後,変更が反映されていることを確認してください。スケジュールキューの状態を確認する方法については,「(1) CTMのスケジュールキューの稼働状況の確認」を参照してください。
ctmchparaコマンドの詳細,および出力される情報の詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。
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