運用管理コマンド（mngsvrutil）を使用して性能解析トレースファイルを収集する場合，mngsvrutilコマンドに，サブコマンド「collect」を指定して収集します。性能解析トレースファイルの収集時，トレース情報の収集対象を選択します。運用管理コマンドを使用した場合のトレース情報の収集対象を次に示します。

• 運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサ
• 特定のホスト内のすべてのパフォーマンストレーサ
• 特定のパフォーマンストレーサ

それぞれの場合の実行形式と実行例を次に示します。

運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサを対象にする場合

実行形式

mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> collect allPrfTrace

実行例

mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 collect allPrfTrace

特定のホスト内のすべてのパフォーマンストレーサを対象にする場合

実行形式

mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> -t <ホスト名> -k host collect prfTrace

実行例

mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 -t host01 -k host collect prfTrace

特定のパフォーマンストレーサを対象にする場合

実行形式

mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> -t <論理パフォーマンストレーサ名> -k logicalServer collect prfTrace

実行例

mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 -t ID01 -k logicalServer collect prfTrace