mngsvrutilコマンドの実行環境は,mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)に設定します。
J2EEサーバ稼働マシンで,JP1/Cm2/ESAを起動したOSユーザのホームディレクトリに,クライアント側定義ファイルを作成して,次のパラメタを指定します。
クライアント側定義ファイルは,mngsvrutilコマンドのオプションのデフォルト値を設定するファイルです。ファイルについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
なお,JP1/IMで稼働性能監視を行うために,クライアント側定義ファイルに次の記述を追加してください。
mngsvrutil.extended_keywords=FqnWithDomainName
この記述を追加することで,出力するMIB中のインスタンス名(インスタンスを一意に識別する完全修飾名)の先頭にドメイン名が付加されるようになります。
- 注意
- JP1/Cm2/ESA for Extension Mibを利用してSNMP連携をする場合,JP1/Cm2/ESA for Extension Mib Runtimeを実行するユーザは,通常,ローカル システム アカウント(LocalSystem)になります。ローカル システム アカウント(LocalSystem)のホームディレクトリは隠しフォルダになっている場合があるので,エクスプローラの設定で隠しフォルダを表示するように設定してください。
- 次に,ローカル システム アカウント(LocalSystem)のホームディレクトリの場所を示します。
- Windows Server 2003の場合
<システムドライブ>:\WINDOWS\system32\config\systemprofile
- 参考
- クライアント側定義ファイルはクライアントごとに個別のデフォルト値を設定する場合に使用します。すべてのクライアント共通のデフォルト値を設定したい場合は,クライアント側共通設定ファイル(mngsvrutilcl.properties)を使用してください。なお,両方のファイルを使用している場合は,クライアント側定義ファイルが適用されます。クライアント側共通設定ファイルは読み込まれません。
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