Cosminexusの製品と構成ソフトウェアのアンインストールについて説明します。

なお，アンインストールを実行する前に，構成ソフトウェアのすべてのプロセスが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は，構成ソフトウェアのすべてのプロセスを停止してから，アンインストールを実行してください。

製品および構成ソフトウェアのアンインストールについては，各製品のリリースノートを参照してください。

ここでは，UNIXの場合に，製品および構成ソフトウェアをアンインストールする場合の注意事項について説明します。

●UNIXの場合のアンインストール時の注意事項

UNIXの場合，製品のアンインストールは，日立PPインストーラを使用します。アンインストールにはroot権限が必要です。また，製品の構成ソフトウェアすべてを一度に削除できません。構成ソフトウェアごとに削除します。

• アンインストール時の注意事項
  ユーザ定義ファイルなど，カスタマイズ用のファイルが格納されたディレクトリ以外は，すべて削除されます。このため，製品のディレクトリ下に必要なファイルを格納しないでください。
  削除対象となっているディレクトリは無条件に削除されます。このため，これらのディレクトリにユーザ固有のファイルなどを格納しないでください。
  Cosminexus DABroker Libraryをアンインストールする場合，/opt/Cosminexus/DABJは削除されないので，手動で削除してください。
  
• 日立トレース共通ライブラリのアンインストール
  日立トレース共通ライブラリは，製品の構成ソフトウェアをアンインストールしたときに，必要に応じてアンインストールされます。ただし，日立トレース共通ライブラリのアンインストールに失敗してメッセージが表示された場合には，コマンドを実行して日立トレース共通ライブラリ単体でアンインストールすることもできます。
  アンインストールするには，次のコマンドを実行します。
  

   
  /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2setup
   

  メニューが表示されるので，通常アンインストールは「9」を，強制アンインストールは「0」を選択してください。