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付録L.2 セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理J2EEサーバ)

セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタのうち,論理J2EEサーバに設定されるパラメタについて次の表に示します。パラメタの詳細については,表中の参照先を参照してください。

表L-2 パラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理J2EEサーバ)

パラメタ名 パラメタの省略値 セットアップウィザードで設定される値 説明 参照先
ejbserver.connectionpool.applicationAuthentication.disabled false true コンテナ管理のサインオンの最適化機能を有効にします。 14.5.1
ejbserver.ext.method_observation.interval 0 10 J2EEアプリケーション実行時間監視機能を使用します。また,タイムアウトとメソッドキャンセルを異なるスレッドで実行する時間間隔として10(単位:秒)を指定します。
ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOut 180 60 J2EEサーバ上で開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウトの値として60(単位:秒)を指定します。
ejbserver.logger.channels.define.WebServletLogFile.filesize 4194304 16777216 Webサーブレットログのファイルサイズとして16777216(単位:バイト)を指定します。
webserver.connector.inprocess_http.enabled false true インプロセスHTTPサーバ機能を有効にします。
add.jvm.arg -Xms512m Javaヒープメモリ領域の初期サイズとして512(単位:メガバイト)を指定します。 14.5.2
-Xmx512m Javaヒープメモリ領域の最大サイズとして512(単位:メガバイト)を指定します。
-XX:PermSize=128m Permanent領域の初期サイズとして128(単位:メガバイト)を指定します。
-XX:MaxPermSize=128m Permanent領域の最大サイズとして128(単位:メガバイト)を指定します。
-XX:+HitachiVerboseGC 拡張verbosegc情報を出力します。
-XX:HitachiVerboseGCIntervalTime=0 拡張verbosegc情報を出力する時間の間隔として0(単位:秒)を指定します。
-XX:+HitachiVerboseGCPrintCause ガーベージコレクションの要因内容を,拡張verbosegc情報の行末に出力します。
-XX:+HitachiOutputMilliTime 日立JavaVMログファイルに出力する日時に,ミリ秒まで出力します。
-XX:+HitachiCommaVerboseGC 拡張verbosegc情報の出力を,CSVファイルで取得できるようにコンマ形式で出力します。
-XX:HitachiJavaLogFileSize=4096k JavaVMの作成するログファイルの最大サイズとして4096(単位:キロバイト)を指定します。
-XX:HitachiJavaLogNumberOfFile=4 JavaVMの作成するログファイルの最大数として4を指定します。
ex.properties sun.nio.cs.map=UTF-8 文字エンコーディングをUTF-8に置換します。 14.5.3
use.security true false SecurityManagerを使用しません。 14.5.12

(凡例)−:なし