Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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付録G バッチサーバのスレッド数とファイルディスクリプタ数の見積もり

ここでは,バッチサーバのスレッド数とファイルディスクリプタ数の見積もり方法について説明します。Cosminexusを動作させるために必要なディスクおよびメモリの容量を算出するときの参考にしてください。

<この節の構成>
(1) スレッド数
(2) ファイルディスクリプタ数

(1) スレッド数

スレッド数の計算式を次に示します。

最大スレッド数 = (63+A+5×B+2×C+D) / 0.8

(凡例)
  • A:CORBAネーミングサービスのスレッド数(ただし,CORBAネーミングサービスをインプロセスで起動(usrconf.propertiesのejbserver.naming.startupModeキーにinprocessを指定)した場合だけ加算する)
    CORBAネーミングサービスのスレッド数の見積もりについては,「付録F(3) CORBAネーミングサービス(インプロセス起動時)のスレッド数の見積もり」を参照してください。
  • B:データベースコネクションの数
  • C:リソースアダプタ数
  • D:簡易Webサーバへの同時接続クライアント数(ただし,簡易Webサーバへの同時接続クライアント数が5以下の場合は5,100以上の場合は100を指定する)

(2) ファイルディスクリプタ数

ファイルディスクリプタ数の計算式を次に示します。

最大ファイルディスクリプタ数 = (79+A+2×B) / 0.8

(凡例)
  • A:データベースコネクションの数
  • B:簡易Webサーバへの同時接続クライアント数