Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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14.3.1 論理サーバ共通で指定できるパラメタ

各論理サーバ共通で指定できるパラメタについて次の表に示します。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。

表14-2 各論理サーバ共通で指定できるパラメタ

param-name指定値 param-value指定内容 省略値
additional.startcmd※1 起動コマンドに追加するオプションを256文字以内で指定します。 なし
mstartup.force.watchtime 論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。0を指定した場合監視しません。0,60,300,600,1800のどれかを指定します。 60
mstartup.no 一括起動時のサーバの起動順序を整数で指定します。一括起動をしない場合は-1を指定してください。 90
mstartup.premised.serverName※2 論理サーバの前提となる論理サーバを指定します。 なし
mstartup.restartcnt 論理サーバの自動再起動回数を指定します。
0,1,5,10,1000のどれかを指定します。
1
mstartup.retrywait 論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。0,60,300,600,1800のどれかを指定します。 パフォーマンストレーサ:0
そのほか:60
mstartup.start.watchtime 論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。
0,60,300,600,3600のどれかを指定します。
0を指定した場合は監視しません。
60
mstartup.watchtime 論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。
0,60,300,600,1800のどれかを指定します。
0を指定した場合監視しません。
60
realservername※3 実サーバ名を128文字以下で指定します。cmx_build_systemコマンド実行後は,変更できません。 論理サーバ名
user.env.variable サーバ起動時の環境変数を指定します。※4 なし※5

注※1
論理ユーザサーバでは指定できません。

注※2
論理パフォーマンストレーサでは指定できません。

注※3
論理Webサーバ,論理J2EEサーバおよび論理SFOサーバだけで指定できます。

注※4
値を複数指定する際は,複数の<param-value>で指定します。
(例)
  <param-name>user.env.variable</param-name>
  <param-value>AAA=1024</param-value>
  <param-value>BBB=2048</param-value>

注※5
user.env.variableを指定しない場合,論理サーバにはデフォルトの環境変数が設定されます。論理サーバにデフォルトで設定されている環境変数については,「14.3.2 論理サーバにデフォルトで設定されている環境変数」を参照してください。