不要になったシステムは削除できます。ここでは,不要になったシステムの削除の流れを説明します。
- J2EEアプリケーションやリソースアダプタを停止します。
J2EEアプリケーションやリソースアダプタは,サーバ管理コマンドやServer Plug-inを使用して停止します。
- cmx_stop_targetコマンドを使用してシステムを停止します。
削除対象となるシステムを停止します。
- Windowsの場合
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem
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- UNIXの場合
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem
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- cmx_delete_systemコマンドを使用してManagement Server上からシステムを削除します。
Management Serverで管理されているシステムの情報モデルを削除します。
- Windowsの場合
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem
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- UNIXの場合
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem
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- WebサーバまたはJ2EEサーバをアンセットアップします。
cmx_delete_systemコマンドでは,サーバの環境はアンセットアップされません。ホスト上のWebサーバまたはJ2EEサーバの環境は,それぞれ次の方法でアンセットアップします。
- Webサーバの環境のアンセットアップ
Hitachi Web Serverのユティリティを使用して,Webサーバをアンセットアップします。Hitachi Web Serverのユティリティには,Webサーバの論理サーバ名を指定します。
- J2EEサーバの環境のアンセットアップ
cjsetupコマンドを使用して,J2EEサーバをアンセットアップします。cjsetupコマンドには,J2EEサーバの論理サーバ名を指定します。
論理サーバ名はcmx_list_modelコマンドを使用して確認できます。cmx_delete_systemコマンドを実行する前に論理サーバ名を確認してください。
ただし,システム構築時に,WebサーバやJ2EEサーバの実サーバ名を指定している場合は,アンセットアップ時には実サーバ名を指定してください。実サーバ名の指定は,簡易構築定義ファイルの物理ティアのrealservernameパラメタに指定します。
アンセットアップ時に指定するサーバ名の詳細は,「12.3 コマンドの詳細」の「cmx_delete_system」を参照してください。
次の実行例は,実サーバ名を指定していないJ2EEサーバをアンセットアップする場合の例です。
- Windowsの場合
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CC\server\bin\cjsetup -d MyServer
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- UNIXの場合
# /opt/Cosminexus/CC/server/bin/cjsetup -d MyServer
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