BIG-IP 1500を利用するためには，運用管理サーバにsshクライアントプログラムが必要です。使用できるsshクライアントプログラムは，PuTTYのCLIコマンドです。PuTTYのCLIコマンドは，事前に入手してください。このコマンドに関する運用管理サーバの環境設定については，「6.6　運用管理サーバの設定」を参照してください。なお，Windowsの場合，以降に記述しているsshコマンドは，PuTTYのCLIコマンドを指します。

sshコマンドは，初めて使用する際に接続確認の問い合わせ要求を実行します。BIG-IP 1500を使用する場合は，この問い合わせを抑止する必要があります。Management Serverを起動する前に，運用管理サーバで次に示す設定をして，問い合わせを抑止してください。

root権限のあるユーザでsshコマンドを実行してBIG-IP 1500と接続し，接続確認の問い合わせ要求（Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?）に対して「yes」を応答してください。「yes」を応答したあと，sshコマンドは接続確認の問い合わせ要求を実行しなくなります。