JP1/Performance Management - Analysis

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2.3.3 オブジェクトのステータス

オブジェクトは,動作状態を表す情報を持ちます。これをオブジェクトのステータスといい,Bottleneck Analyzerで確認できます。オブジェクトのステータスを次の表に示します。ステータスが変化した場合は,警告メッセージが発行されます。

表2-4 オブジェクトのステータス

ステータス 内容
動作中 PFM - Analysisが,監視対象のオブジェクトが動作していると判定した状態。
停止中 PFM - Analysisが,監視対象のオブジェクトが停止していると判定した状態。
対象外 オブジェクトがステータスメトリックを持たない場合,またはオブジェクトが監視対象外の場合。

オブジェクトのステータスは,ステータスメトリックで判定されます。採取ツールを経由して稼働性能情報を回収できた場合,ステータスメトリックの値は100になり,オブジェクトは動作中と判定されます。稼働性能情報を回収できなかった場合は,ステータスメトリックの値は0になり,オブジェクトは停止中と判定されます。オブジェクトが監視対象外の場合は,ステータスは対象外になります。また,オブジェクトがステータスメトリックを持たない場合も,ステータスは対象外になります。

サマライズメトリックのステータスは,ステータスメトリックを平均化したサマライズステータスメトリックの値で判定されます。平均化された値が50以上の場合は動作中,50未満の場合は停止中と判定されます。

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