JP1/Base 運用ガイド
機能
システム共有メモリーに持つISAMのロックテーブルから,PIDで指定されたロックエントリー情報を削除します。これによって,ファイル・レコード占有が解除されます。指定されたPIDがISAMのロックテーブル中になくても正常終了します。ISAMのロックテーブルがない(ISAMを使用しているJP1製品が起動していない)状態でコマンドを実行した場合,"SetSecurity DescriptorDacl Error"のエラーメッセージで異常終了します。
形式
Jislckfree -p PID
実行権限
Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\bin\
引数
-p PID
PIDには,ISAMファイル・レコード占有中のプロセスIDを指定します。
注意事項
- ISAMのロックテーブルから指定されたPIDで示されるロックエントリー情報をすべて削除するため,PIDで示されるJP1製品の起動中にコマンドは実行しないようにしてください。
- ロックエントリー情報を削除したいPIDは,Jismlcktrコマンドでわかります。
戻り値
0 正常終了 1 異常終了
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