JP1/Base 運用ガイド
機能
ユーザーマッピング定義ファイル(jp1BsUmap.conf)の情報を,共通定義情報に登録します。このコマンドを実行すると,共通定義情報に登録されていたマッピング情報がいったんすべて削除され,ユーザーマッピング定義ファイルの情報が共通定義情報に登録されます。ユーザーマッピング定義ファイルの書式に誤りがあった場合,エラーを返します。
形式
jbsmkumap [-h 論理ホスト名] [-f ユーザーマッピング定義ファイル名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
- /opt/jp1base/bin/
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,ユーザーマッピング情報を登録する論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
-f ユーザーマッピング定義ファイル名
マッピング情報を記述した定義ファイルのファイル名を指定します。このオプションを省略した場合は,デフォルトのユーザーマッピング定義ファイル(jp1BsUmap.conf)の情報を,共通定義情報に登録します。ユーザーマッピング定義ファイルの形式については,Windowsの場合「4.2.7(5) ユーザーマッピング情報を一括して設定する」を,UNIXの場合「4.4.5 ユーザーマッピングを設定する」を参照してください。
注意事項
- このコマンドを実行すると,共通定義情報に登録されていたマッピング情報がいったんすべて削除され,マッピング定義ファイルの情報が共通定義情報に登録されます。登録済みのマッピング情報を残したい場合は,マッピング定義ファイルに登録済みマッピング情報を記述してください。
- このコマンドで設定した内容を確認する場合は,jbsgetumapコマンドを使用してください。
戻り値
1 正常終了 0 異常終了
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