JP1/Base 運用ガイド
機能
ディレクトリサーバ連携機能を使用しているときに,ディレクトリサーバ連携機能の設定内容,ディレクトリサーバへの接続結果およびユーザー認証結果を表示します。表示する内容を次に示します。
- ディレクトリサーバ連携機能が有効かどうか
- ディレクトリサーバ名
- ポート番号
- SSLを使用するかどうか
- 識別名
- ディレクトリサーバへの接続結果
- ユーザー認証結果
このコマンドは,ディレクトリサーバ連携機能を設定した認証サーバ上で実行してください。
形式
jbschkds [-h 論理ホスト名] [-u JP1ユーザー名 -p パスワード]
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\bin\
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,このコマンドを実行させたい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
-u JP1ユーザー名
ディレクトリサーバで認証するJP1ユーザー名を指定します。
-p パスワード
-uオプションで指定したユーザーのパスワードを指定します。
戻り値
0 正常終了 2 引数誤り 4 メモリーなどシステム・リソースが不足した 64 実行権限がない 128 内部処理で矛盾を生じた(C++の例外) 255 その他のエラー
使用例
出力例を次に示します。
- ディレクトリサーバ連携機能が無効のとき
>jbschkds ディレクトリサーバ連携機能は無効です
- ディレクトリサーバ連携機能が有効でユーザー認証に成功したとき
>jbschkds -u jp1user -p password ディレクトリサーバの設定内容を表示します ディレクトリサーバ名 host-A ポート番号 636 SSL 使用する 識別名 CN=jp1user,CN=Users,DC=netmanage,DC=local ディレクトリサーバに接続できました 認証に成功しました
- ディレクトリサーバ連携機能が有効でディレクトリサーバに接続できないとき
>jbschkds ディレクトリサーバの設定内容を表示します ディレクトリサーバ名 host-A ポート番号 636 SSL 使用する KAVA5810-E ディレクトリサーバに接続できませんでした サーバがダウンしています
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