JP1/Base 運用ガイド

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11.5 クラスタ運用する場合の通信設定例(ネットワークを分離した環境での運用)

この節では,ネットワークを分離した環境で,複数のネットワークに接続されるホストがクラスタ運用である場合の通信設定について,次に示すシステム構成例を基に説明します。

図11-5 JP1/Baseをクラスタ運用する場合のシステム構成例(ネットワークを分離した環境での運用)

[図データ]

なお,上記構成図ではhost10だけ,物理ホスト名hostX,論理ホスト名hostLに対してIPアドレス解決ができないIPアドレス20.0.0.11(物理ホスト用),20.0.0.15(論理ホスト用)で接続すると仮定し,ほかのホストは,物理ホスト名hostX,論理ホスト名hostLに対してIPアドレス解決ができるIPアドレス10.0.0.11(物理ホスト用),10.0.0.15(論理ホスト用)で接続すると仮定します。

各ホストで通信設定の変更が必要かどうかを次の表に示します。

ホスト名 JP1/Base本体の通信設定 イベントサービスの通信設定
(confでの編集)
jp1hosts情報 通信方式設定情報
host10 変更が必要 変更不要 変更が必要
hostX(物理ホスト) 変更が必要 変更が必要 変更が必要
hostL(論理ホスト) 変更が必要 変更が必要 変更が必要
hostA 変更不要 変更不要 変更不要
hostB 変更不要 変更不要 変更不要
<この節の構成>
11.5.1 通信設定の変更

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