JP1/Base 運用ガイド
この節では,単一ネットワークでのJP1/Baseの運用および必要となる通信設定について説明します。
JP1/Baseは,物理ホストしか使用しない場合は,デフォルト(ANYバインド方式)のまま使用できます。特に通信設定を変更する必要はありません。
また,クラスタ運用する場合でも,WindowsではGUI(jp1bshasetup.exe),UNIXではコマンド(jp1base_setup_clusterコマンド)を使ってクラスタシステム用の設定をすれば,自動的にIPバインド方式に設定されるため,特に通信設定を変更する必要はありません。クラスタシステム用の設定をすれば,物理ホストへの通信は物理ホストが,論理ホストへの通信は論理ホストが受け取るようになります。
単一ネットワークでクラスタ運用している場合のJP1/Baseの通信動作を次の図に示します。
図11-1 単一ネットワークでクラスタ運用している場合のJP1/Baseの通信動作
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