JP1/Base 運用ガイド
配布定義ファイルの形式を次に示します。
[配布先ホスト,...] 定義情報 [&配布先ホスト,...] 定義情報 [配布先ホスト,...]@動作定義ファイル名 定義情報 :最初の「[ ]」より前は,すべてコメント行になります。「[ ]」以降は,定義情報と判断されます。コメント行「#」を指定した場合は,コメント行も配布されます。また,各行の最後には,必ず改行を入れてください。
- [配布先ホスト]
- JP1/IM - Managerのシステム構成で定義してあり,かつ,07-00以降のJP1/Baseがインストールされたホストのホスト名またはグループ名を指定します。
- 複数のホストに同じ定義情報を配布したい場合は,「[ ]」内に,複数の配布先ホストを「,」で区切って指定します。
- 一つのホスト名に指定できる文字数は,255バイト以内です。
- 1行の最大長は1,023バイトです。
- &
- ホスト名の前に&を指定すると,構成定義情報でそのホストの下位1階層に定義された全ホストに対して定義情報が配布されます。構成定義情報で最下位に定義されたホストに対して「&」を指定しても,対象ホストがないため無視されます。「[ ]」内には,&を指定したホストと,&を指定していないホストを混在して記述できます。
- @動作定義ファイル名
- ログファイルトラップ機能の動作定義ファイルの定義情報を配布する場合だけ,任意の動作定義ファイル名で配布できます。なお,ファイル名には,\ / : , ; * ? " < > | とタブ・スペースは使用できません。「[ ]」のあとに「@動作定義ファイル名」を指定すると,「[ ]」内に指定されたホストの次のフォルダに配布されます。
- Windowsの場合:インストール先フォルダ\conf\
- UNIXの場合:/etc/opt/jp1base/conf/
- 定義情報
- 各ホストに配布する定義情報を定義します。定義情報の形式は,各定義ファイルの形式と同じです。詳細については下記を参照してください。
- 転送設定ファイルのファイル形式
- 「6.5.2 転送設定ファイル(forward)の詳細」
- ログファイルトラップ機能の動作定義ファイルのファイル形式
- 「7.2.5 動作定義ファイルの詳細」
- 注 ファイル属性に関するパラメーター(FILETYPE,HEADLINE,HEADSIZE,およびRECTYPE)は変更しないでください。
- イベントログトラップ機能の動作定義ファイルのファイル形式
- 「7.3.5 動作定義ファイル(ntevent.conf)の詳細」
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