JP1/Base 運用ガイド
イベントログトラップ機能の設定は,動作定義ファイル(ntevent.conf)で行います。イベントログトラップ機能で設定する内容とその手順について次に示します。
- JP1イベントの登録先イベントサーバ名を指定する。
変換したJP1イベントの登録先イベントサーバ名を指定します。
- イベントサービスへの接続に失敗した場合に行うリトライ処理の動作を指定する。
イベントサービスへの接続失敗時に,接続をリトライしたい場合に設定します。
- イベントログの監視間隔を指定する。
イベントログの監視間隔を変更したい場合に指定します。
- JP1イベントに変換するイベントログの条件を指定する。
JP1イベントに変換するイベントログを正規表現を使用して指定します。
- イベントログトラップサービスを起動する。
イベントログトラップサービスを起動すると,イベントログの監視が開始されます。
次に示す条件でイベントログを監視する場合の,監視するイベントログに対する動作定義ファイルの定義例を次の図に示します。
- ログの種別が「アプリケーションログ」で,ログの種類が「エラー」のイベントログをJP1イベントに変換する。
- ログの種別が「システムログ」で,ログの種類が「警告」のイベントログをJP1イベントに変換する。
図7-18 監視するイベントログに対する動作定義ファイルの定義例
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