JP1/Base 運用ガイド

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6.6.1 イベントサービスの稼働中に初期化する

イベントサービスの稼働中にイベントデータベースを初期化する手順を次に示します。なお,ほかのイベントサーバにJP1イベントを転送している場合には,次の「6.6.2 イベントサービスの停止中に初期化する」を参照して,イベントデータベースを初期化してください。

  1. OSのコマンドなどで,イベントデータベースをバックアップする。
    イベントデータベースの内容を確認したい場合にバックアップします。バックアップしたデータベースの内容は,jevexportコマンドでcsvファイルに出力して確認できます。
    jevexportコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jevexport」を参照してください。
  2. jevdbswitchコマンドを2回実行する。
    jevdbswitchコマンドを2回実行してイベントデータベースを2回切り替えてください。
    jevdbswitchコマンドを1回実行すると,イベントデータベースのアクティブ面(現在使用されているイベントデータベース)からスタンバイ面(待機しているイベントデータベース)へと切り替わります。このとき,スタンバイ面に登録されていたデータは削除されます。jevdbswitchコマンドを2回実行すると,スタンバイ面とアクティブ面の両方のデータが削除されます。
    jevdbswitchコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jevdbswitch」を参照してください。

注意事項
上記の操作では,メモリー上のイベントはクリアできません。メモリー上には最大2,000件の転送リトライ中のイベントが格納されます。メモリー上のイベントをクリアする場合は,「6.6.2 イベントサービスの停止中に初期化する」の手順でイベントデータベースを初期化してください。

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