JP1/Base 運用ガイド
起動管理機能を使用してJP1以外のサービスを起動させる場合,起動の順序は,JP1のサービスの前かあとのどちらかを選択できます。
JP1のサービスの前に起動させるサービスの情報は,[FrontOtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。セクションとは,サービスごとの処理方法,および起動管理機能(JP1/Base Control Service)としての処理方法を明確にするための単位です。
JP1のサービスの後に起動させるサービスの情報は,[OtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。
JP1のサービスの情報は,[Jp1XXX](XXXは,サービスごとに割り当てられた文字列)セクションに記述します。
- 注意
- セクションを囲む「[ ]」は省略できません。セクションを起動順序定義ファイルに記述する場合,必ず「[ ]」で囲んでください。
システム起動時のサービスの起動順序を次の図に示します。
起動管理機能に関してエラーが発生した場合,メッセージIDの付いたメッセージが出力されます。出力されるメッセージの説明については,マニュアル「JP1/Base メッセージ」を参照してください。この説明を参照した上で,問題を解決してください。
なお,システム管理者は,サービスの起動が正しく完了したかどうか,次に示す二つのメッセージで確認してください。
- メッセージID「KAVA4014-I」のメッセージ※
- メッセージID「KAVA4036-I」のメッセージ
注※ 起動順序定義ファイルで定義したすべてのサービスに関して出力されているか確認してください。
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