JP1/Integrated Management - Manager 機能拡張

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5.3.3 イベント拡張属性定義ブロック内のステートメント生成規則

<この項の構成>
(1) blockステートメント
(2) attrステートメント

(1) blockステートメント

(a) 構文

block lang=言語種別, platform=プラットフォーム種別;

(b) 説明

ブロックの属性を定義します。このステートメントは,ブロックの先頭に1回だけ記述できます。

(c) パラメーター

lang
イベント拡張属性定義ブロックの言語種別を宣言します。指定できる言語種別を次に示します。
  • "Japanese"
    日本語環境時の定義であることを示します。
  • "English"
    英語環境時の定義であることを示します。

platform
ブロック内の定義が有効になるプラットフォームを指定します。
定義できるプラットフォームを次に示します。
  • "base"
    すべてのプラットフォームで有効にする場合に使用します。
  • "ユーザー定義"
    ユーザー定義のプラットフォームで有効になります。「ユーザー定義」には,半角英数字列だけを使用できます。ただし,この文字列についてエラーチェックは実行されません。

(d) 注意事項

(e) 定義例

次の「(2) attrステートメント」の定義例を参照してください。

(2) attrステートメント

(a) 構文

attr name=属性名, title=表示項目名[,type="elapsed_time/

date_format:CLIENT"];

(b) 説明

[イベント詳細]画面の属性名欄に表示する項目名と,属性値のタイプを指定します。このステートメントはブロック内に複数個指定できます。

(c) パラメーター

name
拡張属性名を定義します。値の形式は次のとおりです。
"E.拡張属性名"

title
[イベント詳細]画面表示時の属性名欄に表示する文字列を指定します。その際には,blockステートメントで指定した言語種別が使用されます。指定文字列に半角仮名を含めることはできません。

type="elapsed_time/date_format:CLIENT"
属性値のタイプと表示形式を指定します。属性値「elapsed_time」は,UTC 1970年1月1日00:00:00からの経過秒数を10進文字列で表記した値です。表示形式「date_format:CLIENT」は,表示するビューアーホストのローカルタイムゾーンで指定された時刻を使用して,時刻形式で書式化して表示することを示します。

(d) 注意事項

(e) 定義例

JP1イベントの拡張属性の固有情報定義例を示します。プラットフォームが"W2K"で下記表の四つの拡張属性(固有情報)を表示させたい場合の「イベント拡張属性定義ブロック」の定義例を示します。

表5-12 イベント拡張属性定義ブロックの定義例

画面表示名 拡張属性名(固有情報)
SAMPLE共通属性1 COMMON_ATTR1
SAMPLE共通属性2 COMMON_ATTR2
SAMPLE開始属性1 START_ATTR1
SAMPLE開始属性2 START_ATTR2

定義例

 
@define-block type="event-attr-def";
block lang="Japanese", platform="w2k";
attr name="E.COMMON_ATTR1",    title="SAMPLE共通属性1";
attr name="E.COMMON_ATTR2",    title="SAMPLE共通属性2";
attr name="E.START_ATTR1",     title="SAMPLE開始属性1";
attr name="E.START_ATTR2",     title="SAMPLE開始属性2";
@define-block-end;
 

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