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uCosminexus Enterprise Search 運用ガイド


8.3.3 検索インデクス統計画面

検索インデクス統計では,クローリングしたデータ件数,登録データ件数,検索インデクス作成件数の統計情報を確認できます。[検索インデクス統計]タブをクリックすると,次の画面が表示されます。

図8‒14 検索インデクス統計

[図データ]

設定できる項目を次の表に示します。

表8‒16 検索インデクス統計の設定項目

#

項目

説明

デフォルト

統計情報区分

画面に表示する統計情報の区分を選択します。

  • 月別統計:③で指定した年の1〜12月の統計を表示します。

  • 日別統計:③で指定した年月の1日〜月末日までの統計を表示します。

  • 時間別統計:③で指定した年月日の0時〜23時の統計を表示します。

月別統計

グラフ種別

グラフに表示する種別を指定します。

  • クロールデータ

    ①で指定した区分ごとのクロール件数,登録データ件数,インデクス作成件数のデータを,1グループとして表示します。

    それぞれのデータは,コマンドでの統計情報取得時に登録済みの件数です。コマンド実行時に未登録のクロール件数,登録データ件数,検索インデクスへの未反映件数は,画面に表示されません。

  • 登録データ

    全文検索データ連携のコマンドで登録済みの件数と,登録予定の件数を表示します。登録予定件数とは,文書収集情報管理でEnterprise Searchが登録予定と判定している件数です。

  • 検索インデクス

    検索インデクスの作成件数と未作成件数を表示します。

    作成件数とは,HiRDB XML Extensionのphjidxlsコマンドの「登録XMLデータ数」です。未作成件数とは,phjidxlsコマンドの「インデクス未登録XMLデータ数」です。

    どちらの場合も,複数サーバーのときは合計件数を表示します。

対象日時の選択

画面に表示する統計情報の対象年月日を,プルダウンメニューで選択します。[表示]ボタンをクリックすると,選択した年月日で画面を更新します。①で選択した統計情報区分に応じて,選択できる日時情報の範囲は異なります。

  • ①で月別統計を選択した場合:年

    表示時の年から過去10年を選択できます。

  • ①で日別統計を選択した場合:年/月

    月には1〜12を選択できます。

  • ①で時間別統計を選択した場合:年/月/日

    月と年に応じた日付を選択できます。

年月日の指定結果が存在しない日付となった場合は,正しい日付に修正して表示されます。例えば,4月31日と指定した場合は,4月30日に修正します。

サーバーの年月日データを取得して表示します。

グラフタイトル

グラフのタイトルを,次の形式で表示します。

[統計情報区分]別[グラフ種別]

グラフ種別の指定により,次のタイトルが表示されます。

  • 検索インデクス:検索インデクス作成状況

  • 登録データ:登録データ件数

  • インデクス:インデクス作成件数

グラフ

指定した区分と対象に応じたグラフを表示します。

指定した区分と対象に応じた表を表示します。

注※

HiRDB XML Extensionの検索インデクスのカウント方式により,検索インデクス統計画面を表示した時点でのインデクス作成件数とインデクス未作成件数を足した件数が,同一時間時点でのEnterprise Searchへの登録済み件数と等しくない場合があります。

注意事項
  • クローラー統計情報は1時間ごとにコマンドで取得します。グラフ,および表に表示する月別/日別の統計情報の各月/各日の値は,対象月/対象日の統計データの平均値となります。統計データを取得していない時間がある場合はその時間は無視して,取得済みの統計データの平均値を使用します。

    コマンドの詳細については「9.5.4 検索インデクス統計情報取得コマンド」を参照してください。

  • 統計情報を取得していない月,または日のデータは0となります。