Collaboration - Forum システム管理者ガイド
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frmrest(会議室リストア)
形式
機能
アーカイブファイルに格納されている会議室情報からデータベース上に会議室を復元します。
オプションを省略した場合,カレントディレクトリ直下のファイル名の形式が「.dat」であるファイルが対象となります。
復元された会議室は,コマンド実行日が開催期間内の場合は閉鎖中に,開催期間外の場合は,参照のみになります。
復元時の状態と参照期間 終了日について次に示します。
- 復元実行日が開催期間内(開催期間 終了日を含む)の場合
- 状態
閉鎖中で登録する。
- 参照期間 終了日
参照期間 終了日は変更しない。
- 復元実行日が開催期間外の場合
- 状態
参照のみで登録する。
- 参照期間 終了日
"復元実行日"+"会議室参照期間最大値"で登録する。
図4-10 復元時の状態と日付の登録内容
![[図データ]](FIGURE/ZU040700.GIF)
オプション
-i ファイル名
復元する会議室情報が格納されているアーカイブファイルの名称を,相対パスまたは絶対パスで指定します。
注意事項
- 復元する会議室が複数ある場合,復元処理の結果は次のようになります。
エラーが発生しなかった会議室:会議室は復元されます。
エラーが発生した会議室:会議室は復元されません。
- アーカイブファイルからデータベース上に会議室を復元できない場合を次に示します。
- アーカイブファイルの読み込みに失敗した場合
- アーカイブファイルからアーカイブオブジェクトの生成に失敗した場合
- ファイル内のメイン会議室IDがすでにデータベースに存在する場合
- このコマンドを実行すると,Collaborationインストールディレクトリ\clb_home\bin直下に,コマンドの二重起動を防止するために使用する「frmrest.lock」ファイルが一時的に作成されます。
- Collaboration - Forum 01-20以前のバージョンのアーカイブファイルを復元する場合,タイムゾーンには,システムパラメタのタイムゾーンの値が設定されます。タイムゾーンの値が不正な場合は,メッセージが出力されて,会議室は復元されません。
タイムゾーンの詳細は,「2.3.8(7)(a) タイムゾーン(hptl_clb_cfr_timezone)」を参照してください。
- 次に示す場合については,「5. Collaboration - Forumの障害対策」を参照してください。
- コマンド実行中の障害
- コマンド実行中の強制終了
- コマンド実行中のOutOfMemoryエラー
- コマンドの二重起動
戻り値
| 0 |
会議室の復元に成功した。 |
| コマンドを二重起動した。 |
| 1 |
すべての会議室の復元に失敗した。 |
| 2 |
復元する会議室が複数あった場合に,一つ以上の会議室の復元に失敗した。 |
使用例
アーカイブファイル(1001-20060512.dat)に格納されている会議室情報からデータベース上に会議室を復元します。
> frmrest -i d:\forum\archive\1001-20060512.dat
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