Collaboration ファーストステップガイド
同じ目的や問題意識を持つ「人の集まり」を,コミュニティと呼びます。コミュニティに参加している人々は相互に情報交換や情報共有をして,目的の実現や問題の解決を目指します。
例えば,次のようなコミュニティが作成できます。
- マーケティング部門,設計部門,製造部門などから人材を集めて結成する「新製品開発プロジェクト」
- 最新の技術に関心を持っている社員同士で作る「技術研究サークル」
コミュニティの例を,次の図に示します。
図3-1 コミュニティの例
- 図の説明
- ある会社で開発部,営業部,および企画部の三つの部から次に示す二つのコミュニティを作成します。
- コミュニティA(大型案件受注に向けたプロジェクト)
- コミュニティB(新製品の企画プロジェクト)
- コミュニティAには,開発部から2名(社員A,B),営業部から1名(社員C)を,コミュニティBには,営業部から2名(社員C,D),企画部から1名(社員E)を設定しました。
- このように,社員Cを二つのコミュニティに設定することもできます。
- この設定で,各社員のCollaborationの画面には次のワークプレースが表示されます。
- 社員A,Bは[マイワークプレース]とコミュニティA専用のコミュニティワークプレース
- 社員Cは[マイワークプレース],コミュニティA専用のコミュニティワークプレース,およびコミュニティB専用のコミュニティワークプレース
- 社員D,Eは[マイワークプレース]とコミュニティB専用のコミュニティワークプレース
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