COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド
- Windows(x86) V2/V3をWindows Vista以降で使用する場合,Cosminexus連携機能の開発環境は,標準権限で実行してください。
なお,プログラムを管理者権限で実行する場合の一般的な注意事項の詳細については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。
- Windows Vista以降のOSでは,JIS X0213の第3水準漢字,および第4水準漢字を含むUnicodeの文字をフォルダ名,ファイル名,プログラムへの入力文字列,および環境変数に指定できます。ただし,Cosminexus連携では,Unicodeの文字は使用できません。使用できる文字はシフトJISの範囲だけです。
- Windows Vista以降で使用する場合,Windowsリソース保護(WRP)によって,Windowsリソース(OSファイル,フォルダなど)が保護されるので,COBOLアクセス用Bean生成ツールで生成ファイルの出力先としてWRP下を指定すると,意図しないフォルダにリダイレクトされるか,または出力できません。WRP対象のフォルダを指定しないでください。
- COBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定では,設定されたJavaルートフォルダ情報およびJava VMメモリサイズ情報を,COBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定ファイル(j2cb2kw.ini)に格納しています。なお,COBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定ファイル(j2cb2kw.ini)の保存先は,Windows Vista以降では次のフォルダになります。
環境変数ALLUSERSPROFILEが示すフォルダ\Hitachi\COBOL2002\bin
また,Windows(x64) 03-01以降でのCOBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定では,設定されたJavaルートフォルダ情報,Java VMメモリサイズ情報をCOBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定ファイル(j2cb2kw.ini)に格納しています。
このCOBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定ファイル(j2cb2kw.ini)の保存先はWindows Vista以降では次のフォルダになります。
環境変数ALLUSERSPROFILEが示すフォルダ\Hitachi\COBOL2002 64bit\bin
システムが環境変数ALLUSERSPROFILEで指定されたフォルダに作成するファイルは,デフォルトではファイルを作成したユーザだけが更新できます。複数のユーザで更新したい場合は,該当ファイルごとにアクセス権限を設定したり,管理者権限で更新したりするなどの対処を実施してください。
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