COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

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3.2 Javaプログラムのコンパイル

Javaプログラムのコンパイル方法について説明します。

<この節の構成>
(1) Windows(x86)の場合
(2) Windows(x64)の場合
(3) UNIXの場合

(1) Windows(x86)の場合

作成したJavaプログラム(ServletやBean)は,EclipseやJBuilderを使用してコンパイルしclassファイルを生成します。ただし,次のことに注意してください。

(a) JavaBeanの場合

クラスパスに”COBOL2002インストールフォルダ\LIB\j2cbrun.jar”を指定する必要があります。

Eclipseを使用する場合は,[プロジェクト]−[プロパティ]の[Javaのビルド・パス]でj2cbrun.jar,およびそのパスを設定してください。

JBuilderを使用する場合は,JBuilderの[プロジェクトプロパティ]の[必須ライブラリ]に「J2cb2k」を追加してください。

(b) EJBの場合

クラスパスに”COBOL2002インストールフォルダ\LIB\j2cbrun.jar”を指定する必要があります。

Eclipseを使用する場合は,[プロジェクト]−[プロパティ]の[Javaのビルド・パス]でj2cbrun.jar,およびそのパスを設定してください。また,Cosminexusから提供されるj2ee-javax.jar,およびそのパスが正しく設定されているか確認する必要があります。

JBuilderを使用する場合は,JBuilderの[プロジェクトプロパティ]の[必須ライブラリ]に「J2cb2k」および「Cosminexus J2ee x.x」を追加登録してください。

注※
「Cosminexus J2ee x.x」を登録するには,あらかじめ,Cosminexus Development Integrationの部品をJBuilderに組み込んでおく必要があります。また,x.xは使用するCosminexusによって異なります。

Eclipseの使用方法は,Eclipseヘルプを参照してください。

JBuilderの使用方法は,JBuilderヘルプを参照してください。また,JBuilderを使用すると,配布用ウィザードがjarファイルなどの作成や配布を支援します。

(2) Windows(x64)の場合

次に示す3つのどれかで,Javaプログラムをコンパイルしてください。

(3) UNIXの場合

作成したJavaプログラム(ServletやBean)は,Windows環境のEclipseやJBuilderを使用してコンパイルし,classファイルをUNIX環境に移して(バイナリコードで転送する)使用してください。

または,Windows環境で作成したJavaソースプログラムをUNIX環境でコンパイルし,classファイルを生成して使用してください。