COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.4.2 COBOL UAPの呼び出し

COBOL UAPはCOBOLアクセス用Beanを介して呼び出されます。COBOLアクセス用Beanは,COBOLアクセス用Bean生成ツール,またはCOBOLアクセス用Bean生成ウィザードを使用して生成します。

COBOL UAPは Java UAPから次の手順を実行することで呼び出すことができます。

  1. UAPの開始手続き
    COBOL UAPに対応するCOBOLアクセス用Beanのインスタンスを生成します。
  2. データの設定
    COBOL UAPの引数をCOBOLアクセス用Beanの対応するsetterメソッドを発行して設定します。メソッド名は,「set + COBOLの基本項目名」となります。
    例)COBOLの基本項目名が「ITEM01」の場合,「setItem01」となります。
  3. COBOL UAPの呼び出し
    COBOLアクセス用BeanのcallCOBOLメソッドを発行して,COBOL UAPを呼び出します。
  4. データの取得
    COBOL UAPの引数をCOBOLアクセス用Beanの対応するgetterメソッドを発行して取得します。メソッド名は,「get + COBOLの基本項目名」となります。
    例)COBOLの基本項目名が「ITEM01」の場合,「getItem01」となります。